2016年1月14日 和牛焼肉 KIM
僭越ながら某肉部の新年会に混ぜてもらい、2016年の初”KIM”を楽しむ。
目新しいメニューが少ないながらも、やはり料理長・吉田さんの世界観には驚かされる。
洋食をバックボーンにしている吉田さんだからこその肉料理を頬張ると、自分が焼肉屋さんにいることを忘れてしまいそうだ。
もちろん肝心の焼肉のレベルも高いからこそ、肉料理が際立つのだ。
頬肉とサガリの刺身
新鮮な頬肉もサガリも鮮度の良さを感じさせるすっきりとした味わいで、橙のジュレが甘みを引き立てる。
満足度 4
白センマイ
三杯酢の中で泳ぐ白センマイは独特の食感で、程よい酸味が絶妙過ぎる。
これは何杯も食べたくなる。
満足度 5
トモサンカクの握り
炙ったトモサンカクは若干乾燥した印象を受ける。
普通に旨いのだが、ほど良く硬めのシャリなど他が良いだけに残念。
満足度 3
ヒレのローストビーフ
贅沢にヒレを使ったローストビーフで、ヒレ独特の繊細な食感が心地良い。
満足度 4
タンの塩麹漬け
タンの旨みに塩麹の旨みが合わさり、噛むごとに歯茎を伝って旨みが溢れ出てくる。
また鼻に抜ける芳醇な香りも素晴らしい。
満足度 4
頬肉
強火で炙るように火を入れ、薄切りでも旨みを飛ばさず、香ばしさを与える。
これが粗めにカットされたトロロご飯と相性が抜群。
満足度 4
中落ちカルビ
頬肉以上にトロロご飯と相性が良いのが中落ちカルビ。
焦げるのを恐れずにしっかりと火を入れ香ばしさを限界まで高めれば、トロロご飯を頬張らずにはいられない旨さ。
満足度 4
ハンバーグ
ふんわりタイプの柔らかハンバーグだが、ただ柔らかいだけではなく、肉の味もしっかりと感じられる。
付け合せのマッシュドポテトやガーリックトーストまで美味。
満足度 4
タン元
香ばしくサクサクなタン。
満足度 4
ハラミ
フレッシュ感が溢れ、ハラミ本来の旨みで口の中が満たされる。
薄切りとは思えない存在感がある。
満足度 5
サーロイン
サシが入っているから旨いのではなく、赤身そのものが質が非常に高い。
更にプラスして質の高いサシが入っているから旨くないはずがない。
満足度 5
ビフカツサンド
内モモのカブリを使ったビフカツを手作りのバンズでサンド。
挟まれた野菜やソースとのバランスが見事としか言いようがない。
満足度 4
ランプ
モミダレで揉まれたランプは、焼き上がってから黄身の醤油漬けと一緒に食べる。
満足度 4
シャトーブリアン
繊細な肉繊維がぼろぼろにならないように慎重に網に乗せる。
ヒレの香りと旨みを味わうにはちょっと薄すぎるかな。
満足度 4
肩ロース
ほどよいサシでジューシー。
赤身の上品な味わいが秀逸。
満足度 4
ミスジ
香りが良いだけでなく、ふわふわな食感が凄い。
満足度 4
サーロインのしゃぶしゃぶ コンソメかけご飯
厚切りで食べた時のサーロインとは一変して、なんだか力強さを感じないのが残念。
コンソメは旨い。
満足度 3
刀削麺
二度目の刀削麺。
肉々しさもアップした進化バージョン。
満足度 4