No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2016年4月25日 第四回本気の肉パ


最近はBBQや肉パをする機会が増えてきているが、昔から一緒に和牛を食べ続けている和牛大学焼肉学部メンバーによる肉パもこれで第三回(通算では第四回)。
今回も”銀座吉澤”に集合して最高の牛肉を仕入れるところからスタート。
また今回は”銀座吉澤”以外からも事前に仕入れていた部位もあり、とにかく豪華なラインナップ。







タン:黒毛和牛
ウチモモ:堀井さんの松阪牛、32か月、雌
イチボ:岡崎さんの近江牛、35か月、雌
イチボ:勢戸さんの神戸ビーフ、35か月、雌
サーロイン:岡崎さんの近江牛、35か月、雌
サーロイン:田村さんの田村牛、32か月、雌
ヒレ:川岸さんの但馬牛、32か月、雌
まずは黒タンの刺身で甘みを確かめる。
肉パの特権である刺身はタンだけにとどまらず、ウチモモにイチボ(岡崎さんの近江牛)まで。
舌の上に広がる甘み、イチボのプリプリとした食感、肉そのものの味わいの上質さに身悶えする。




黒タンは贅沢にも2本揃えてもらったので、刺身の後は根元と真ん中を厚切りと薄切りで食べ比べ。
火を入れれば香りと旨みが一層増し、上品で後味の良い脂がたまらない。
まさに贅の極み。




塊で焼いた勢戸さんのイチボは旨みの宝庫で、押し潰すように噛み締めれば歯茎を伝い、旨みが舌を包み込む。



川岸さんのヒレはステーキにするかヒレカツにするか悩んでヒレカツに。
規格外の厚さのヒレカツ特有の味わいと食感。
そして但馬血統ならではの肉繊維の感覚が舌から喉に押し寄せる。





岡崎さんのサーロインは、まずすき焼きに。
煮込まず、サッと焼くスタイル。
醤油と砂糖の甘みは日本人のDNAを直接刺激し、後から牛肉の旨みがしっかりとついてくる。


すき焼きよりも少し薄切りにしてもらったサーロインは肉茶漬けに。
ちなみに肉は岡崎さんの近江牛と田村牛のダブル。
鰹と昆布の合わせ出汁を注ぐと、サーロインの脂がより芳醇により滑らかに花開く。
これは旨いなぁ。





〆はテールカレー。
これでもかって程テール肉が入り、テールの出汁は強烈に自己主張する。

肉好きの肉好きによる肉好きの為のカレーです。
準備をしながら刺身を食べ、次の準備をしながら後片付けもしてしまう。
少人数ならではの小回りの良さと機動力、本気の肉パには本気のBBQとはまた違った楽しさがある。