No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2016年7月24日 自宅BBQ(焼肉すどう)

鹿児島の"のざき牛"と言えば、全国の共進会を席巻した<平茂勝>の血統が有名だろう。
今回は野崎さんから「経済力はうまないけど食べる人は喜ぶ」という<安福165の8>の血統を薦めてもらい、"焼肉すどう"の須藤さんのご厚意でお肉を分けてもらった上に、タレ付きのすどうセットを準備してもらえた。

部位はヒレとサーロイン。
肉色は見事に濃い。
その肉色を裏切らない味の深さで、ヒレとは思えない力強さがある。

サーロインは脂のクドさは微塵もなく、飲み込んだ後の上品な余韻が凄い。

和牛業界のこれからの未来にとって、こういった味わいの血統はどうしても残して欲しい。
そしてやはり須藤さんの焼肉は旨い。
小難しい理屈は抜きで、旨い肉と心のこもった仕事、この2つが揃った"すどう"で野崎牛をもっと食べたい。