No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2016年8月20日 自宅(吉澤商店)


東京でこういった肉が買えるという事実があることを知って欲しい。
長森さんが肥育した松阪牛、個体識別番号1374832853、月齢35ヶ月、雌
血統は純但馬で芳山土井-照長土井-谷福土井
月齢がわずかに足りないので特産松阪牛ではないが、やはり純但馬の松阪牛は痺れる。
肩ロースとウデのスライスはすき焼き。
噛むほどに上品な肉の味が舌に絡み付いてくるが、その柔らかさ故に途中で消えてしまう。
力強さが溢れた旨さ。


塊のザブトンは自分でカットし、刺身で肉の味を確かめてから焼肉に。

銀座にある“銀座吉澤”、そして築地にある“吉澤商店”では、こんな牛肉がショーケースに並んでいる肉好きの聖地。
これから年末に向けて益々の極上品が集まるのを黙って眺めてるわけにはいかない