2016年10月24日 神戸牛炉釜炭焼ステーキ IDEA 銀座
○○牛なら何でも旨いのか?
○○さんが肥育した牛は全て最高なのか?
雌なら?A5なら?ドライエイジングなら??
牛肉は決してそんな単純なものではない。
様々なパーツが全てハマり合って、初めて最高の牛肉になるのだと思う。
だからこそ、そういった牛肉を準備して、最高の環境で、最高の焼き手に焼いてもらう。
そして、人並み外れた食べ歩きをしているグルメな方々に、本当の和牛の最高峰を知ってもらうる。
それが定期的に開催している《本気の和牛会》だ。
この日の銀座に集結した最高峰は全てが4番バッター。
まずは田村さんの神戸ビーフ、月齢36か月、雌のヒレとサーロイン
個体識別番号:1417801815
血統:純但馬(丸宮土井-福広土井-菊照土井)
続いて勢戸(和孝)さんの神戸ビーフ、月齢32か月、雌のヒレとサーロイン
個体識別番号:1161856154
血統:純但馬(芳悠土井-丸宮土井-福芳土井)
川岸さんの神戸ビーフ、月齢34か月、雌のサーロインとイチボ
個体識別番号:1252718750
血統:純但馬(丸宮土井-福俊土井-照長土井)
田中さんの神戸ビーフ、月齢38か月、雌の内ヒラ
個体識別番号:1409199920
血統:純但馬
神戸大学農学部で肥育された神戸ビーフ、月齢31か月、雌のサーロイン
個体識別番号1255428662
血統:純但馬(丸宮土井-菊塩土井-谷石土井)
この日の前菜は但馬牛のタンの根本を炉釜で焼いたステーキ。
表面はカリカリで中はぷるんぷるんに仕上がっている。
シャトーブリアンは田村さんと勢戸さんの食べ比べ。
マニアであれば震えが止まらなくなるような組み合わせだ。
どちらも繊細な食感だが、滑らかさや味わいの深さはそれぞれ違うのが興味深い。
(田村さん)
(勢戸さん)
続いて川岸さんのイチボと田中さんの内ヒラ。
この2つがどちらも抜群に味が濃い。
イチボはそこに甘みも加わっている。
(川岸さん)
(田中さん)
ここらからメインのサーロインの食べ比べ。
一口食べるごとに、見た目だけのイメージとは全く違う表情が肉から溢れ出てくる。
最高峰の凄みに身震いするほどの感動が起きる。
(神戸大学)
(川岸さん)
(田村さん)
(勢戸さん)
今回も最高のラインナップ。
最高峰を食べることでしか分からない境地がある。
和牛の凄さをまざまざと見せつけられた。