No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2016年11月9日 焼肉 しみず


初めての『会長コース』を体験。
とにかく会長のワガママの全てが織り込まれた門外不出のスペシャルコース。
スタートはプレーンの肩芯とサガリ
ガリは驚くほどプリプリで甘みもじんわりとやってくる。
ザブトンは田村牛の良さを前面に出した甘みとコクが舌を刺激する。



通常メニューですら尋常じゃなく満足度が高いが、ワガママなお願いがいっぱい盛り込まれた会長コースは全ての欲求を満たしてくれる。
生の黒タンの根元を贅沢に切り出し、上側と下側に分けて食感の違いを楽しめた。
ちなみにこれは”やまがた屋”の食べ方であり、無理やり清水さんにお願いして対応してもらっています。
なので、通常は対応してもらえないもの。






ハラミはぷりぷりの食感で、雑味のないピュアな旨みが舌に突き刺さる。

正肉に関しては薄切りが主体の”しみず”だが、肩ロースのリブロース側を厚切りにしてもらう。
脂のキレがよく、あっさりとしているからこそ出来る厚さだが、この厚さだからこそ赤身の濃厚な旨みもいつも以上に存在感を発揮してくれる。
肩芯の部分も最高だが、巻きの部分の味わいは筆舌に尽くし難い。






〆はタレの5種盛り。
安定のクオリティ。
最高のクオリティ。


ワガママ満載の会長コースは以上。
とにかく肉質の良さは都内トップレベル。
そしてこれだけ食べても信じられない位の値段。
焼肉屋のひとつの理想形に思えてならない。