No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2017年1月27日 紀茂登


ここ数年常々想っていることだが、和牛はその名の通り和の食材。
だからこそ、日本料理のトップの料理人に本気で和牛に向き合って欲しいし、向き合った和牛料理を食べてみたい。
そんな想いが遂に叶う時が来た。
牛肉が好きで、焼きことも好きだと言う木本さんの言葉通り、今まで日本料理のお店では出会ったことのないレベルの牛肉、そして計算し尽くされた火入れ。
この日は群馬県産黒毛和牛の雌のシャトーブリアンだったが、日によって純但馬血統の雌も入荷するようだ。
肉への拘り、火入れのアプローチ、話せば話すほど共感してしまう。





他の料理も素晴らしいのは間違いないが、牛肉だけでも訪れる価値が十分ある。
“紀茂登”から日本料理における牛肉が変わっていくことを願いたい。
カニのリゾット

河豚の白子と湯葉

河豚のお造り

焼きカニ



カニのスープ

真鴨

白甘鯛

伊勢海老

鮑の天ぷら

トロロ大根

ご飯