No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2017年3月13日 好楽園

川崎の”金竜山”再訪。
相変わらずの破壊力。
南武線の矢向という、それほどメジャーでない駅から徒歩5分程度。
どこにである街の焼肉屋に見せるそのお店の名前は”好楽園”。
名前も普通。
だが、牛肉はお店の雰囲気に似つかわしくないしっかりとした黒毛和牛を食べる事が出来る。
キレイにサシの入った牛肉を引き立てるタレは、暴力的なほどにニンニクが効いている。
一口目は舌が痺れるほどの刺激があるが、不思議な事に二口目以降は全く気にならなくなってくる。
いや、むしろタレの旨さに心が鷲掴みにされてしまう。
ちなみに諸注意がある。
1枚1枚丁寧に焼いているとおばちゃんに怒られ、焼き指導を受ける。
誰よりも焼きに自信を持っていたのだが、「そんなんじゃダメだよ!」とバッサリ切り捨てられた。
凹む私を気にせずおばちゃんはお手本を見せてくれるのだが、お皿の上の肉を一気に網に乗せ、豪快なトング捌きを見せつける。
今回も色々食べたが、結局30分程度で終了。
正肉に関しては正直、肉の味云々までは分からない。
しかし、黒毛和牛らしい甘みのあるサシに、蕩ける食感。
ご飯と肉との相性が最強のタレ。
雌牛がどうとか、そんなしゃらくさい戯言はここでは通用しない。
黙って食え!ってことなのだ。
個人的にはこれがどこか”金竜山”に通じる気がするのだ。
とにかく焼肉としてのクオリティが異常に高く、問答無用で旨いってこと。
タン
牛ではなく豚。


ハラミ
暴力的な激しさ。

カルビ(上)
リブロースのカブリだが硬さはない。


カルビ(極上黒毛和牛)
このリブ芯が1人前1400円は奇跡。



マキカルビ
お代わりが許されない必食メニュー。

味噌汁
隠れたキラーメニュー。

レバ
濃いタレにあう。

ミノ
コリコリ。

ホルモン
皮が旨い。

トントロ

ギアラ
ザクザクで旨い。