No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2017年5月8日 ジャンボ 篠崎本店

全国1万人のジャンボファンの皆さんにお伝えしたい。
やはり”ジャンボ”は凄い、と。
他店の真似事ではなく、あくまでもオリジナルに拘り、圧倒的なクオリティを実現させるポテンシャル。
それが1店舗ではなく、篠崎本店、本郷店、はなれ、白金店の全ての店舗でそれぞれ独自のカラーまで持っている。
今回は篠崎本店。
しかも著書『肉バカ。』の編集メンバーでの篠崎訪問。
キリスト誕生の地は諸説ある中でベツレヘムと言われているが、”ジャンボ”誕生の地は間違いなくこの篠崎である。
ヒレコロッケ
我々の到着を歓迎するかのように、コロッケを片手にいきなりマスターが登場。
しかもただのコロッケではなく、ヒレコロッケである。
肉もジャガイモも素晴らしく、マスターが白衣の天使に見えた。


タン盛り合わせ
1本のタンの中でも食感から脂の乗りまで全く違うタン先、タン元、タン筋の3種類の食べ比べ。
それぞれの良さを最大限味わうためのカットも違う。
王道のタン元の旨さは言うまでもないが、味わい深いタン先やカリッカリに焼いたタン筋の旨さも捨て難い。




サーロインのローストビーフ
“ジャンボ”の中で生肉許可を持っているのは白金店のみ。
ということで、贅沢なサーロインのローストビーフを使ってユッケ風の味付け。
肉の甘みを消し去らないタレの甘みが絶妙。

野原焼き
“ジャンボ”を代表する一品。
肉とタレと卵の三位一体のインパクトが、肉を食べていることを再認識させてくれる。

カツオブシ
“ジャンボ”オリジナルのネーミングだが、足の付け根の筋肉らしい。
程よい噛み応えもあって、肉の味も感じられる。

ザブトン
確かに塩ダレのザブトンも旨い。
しかしジャンダレのザブトンに敵うもの無し。

ハツ
鮪の赤身のように鉄分を感じさせる旨さ。

カイノミ
繊維質を感じさせる食感にジューシーな肉汁。
抜群の食べ応え。

和牛ハンバーグ
“ジャンボ”は各店舗それぞれに違った良さがあるので甲乙付け難い。
しかしハンバーグに関して言えば、篠崎本店は頭1つ抜けている。
口の中で弾ける肉のインパクト、中のふわふわ感、とにかく旨いとしか言えない。
ちなみに今回は竹さんによる正しい食べ方のレクチャー付き。






握り
細かなサシが散りばめられた友三角を使った握り。
鉄板の旨さ。



ハラミ
甘みの強いジャンダレとの相性が良いハラミ。
肉々しさも健在。

ツムツム
シャトーブリアンを贅沢に角切りにして積み上げたツムツム。
遊び心満載だが、しっかり旨いのは、ベースが強固だから。



締め切りギリギリで新しく『肉バカ。』掲載用の写真も撮れた。
言うこと無しの満足度。