No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2017年8月7日 Cossott'e sp

好きなお店には通ってしまう。
通っているうちに色々とワガママを言ってしまう。
"コソット"の伊藤さんは引出しが多い。
私のワガママに苦笑しながらもサッと対応してくれる。
だから、どんどんワガママになってしまう(笑)
スペシャ
炙ったサーロインは舌の上で生娘のような繊細さをみせる。

ガリのタタキ
ガリの食感も抜群だが、バルサミコベースのタレとの相性も素晴らしい。

炙りユッケ
肩三角をサッと炙ったユッケ風。
タレの甘みに負けない肉の味が押し寄せる。

焼きしゃぶ
サーロインをロースターの上でしゃぶしゃぶして、香味野菜を巻いて食べる。
上品なサーロインの後味が上質な証。

タン元
タンの一番根本の霜降り部分が贅沢にカットされている。
火を入れると脂がジュワジュワとし始め、香りが食欲を刺激する。
最近は脂っぽいタンが増えたが、このタンの味の濃さは別格。

レバ
フレッシュなレバは焼いても臭みは皆無で、甘みだけが舌に届く。

ハラミ
表面をカリッと焼くことでより食感が活きる。
野性味溢れる旨み。

リブロース巻き
脂が強い巻きは塩だけで食べるとよりキツさが前面に出るものだが、勧められたニンニク醤油をつけると、驚くほどさっぱりと食べることが出来る。

肩三角
薄切りにカットされた肩三角は味の自己主張が強い最高のものだが、オニオンソースとの相性も良い。

ミスジ
肉の味はそれほど強くないが、山椒ソースで新鮮な味の方向性を教えてくれる。

クリ
このクリは抜群に旨い。
鼻に抜ける香りの良さもさることながら、肉本来の旨みが濃厚。
レモンはなくても良いかもしれない。

シマチョウ炒飯
この炒飯は最強。
賄いで作っているのだろうか!?
そもそもの炒飯が旨いのだが、それにあわせたシマチョウも最高。


〆3種盛り
炒飯ですらワガママな要望だったが、更に拍車がかかったワガママには3種盛りで対応してくれた。




ハンバーグ
都内焼肉屋のハンバーグ最高峰の双璧は"ジャンボ"と"コソット"。
脂に頼らず、肉の旨みで勝負する最高のハンバーグ。
込山さん時代のハンバーグはスネなどを多用して食べ応えの強いハンバーグだったが、伊藤さんのハンバーグはウチモモなどを多用してより上品な仕上がり。
どちらも旨い。


あまりに素晴らしいので、またワガママ言いに通ってしまうのだ。