No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2017年10月16日 神戸牛炉釜炭焼ステーキ IDEA Ginza


第九回本気の和牛会。
本気の和牛会も会を重ねて、遂にここまで来た。
牛肉はどれも旨い。
その中でも和牛は最高だ。
更に和牛の中でも、ほんの一握りしか存在しない最高峰の和牛を、火入れの匠に焼いてもらう。
これ以上の贅沢は存在しないだろう。
前菜は東良さんの三田牛のヒレミミを使ったトロタク。
「あったからw」ということでウニがオンされたが、ウニ云々ではなく、ヒレミミの自己主張が強く、旨みが舌の上で踊り出す。

最近はタンを炉窯で焼くお店が増えてきたが、発祥の地は"イデア"。
オリジナルの凄みと言えばよいのだろうか、甘みと旨み、そして香りが十二分に引き出された火入れはパーフェクトという言葉しか思いつかない。




シャトーブリアンは勢戸さんの三田牛(月齢34か月、雌、純但馬)と東良さんの三田牛(月齢34か月、雌、純但馬)、つまり同じマルセグループの食べ比べ。
東良さんの三田牛を食べるのは3回目だが、相変わらず凄すぎる味わい。
立ち昇る香りは申し分なし、しっかりとしていながら繊細な食感も他と比べようもない、そして噛み締めた瞬間に脳まで届く旨みは衝撃的。
これ以上のシャトーブリアンにはしばらく出会えないのではないかと思える程の旨さ。





その直後に肉片を口に放り込んだのが勢戸さんの三田牛。
食感は滑らかさよりも凝縮感があるが、それに比例して旨みも濃厚。





サーロインは福永さんの近江牛(月齢38ヶ月、雌、純但馬)。
噛んだ瞬間に身体中に電気が走る。
感動的だったシャトーブリアンの食べ比べの余韻を吹き飛ばしてしまうほど、圧倒的な純度の旨み。






最後は勢戸さんの三田牛のサーロイン。
同じサーロインだが、福永さんの近江牛とは全く違ったベクトルで甘みと旨みが絶妙すぎるバランス。
サシが入っていながら、全く重たさがないのが極上の証。
まさに神がかっている。