No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2018年1月5日 焼肉 しみず

“しみず”で新年会。
そして、やっと焼き初め。
まだ2018年の屠畜が始まってないので、ホルモンは年末のもの。
という事で、自然と正肉メインになっていく。
が、そうは言ってもこれだけは欠かせない。
それが特厚タン。
年末仕入れの黒タンを取っておいてもらい、いつもの分厚いカットで。
9人での新年会だった為、用意された分厚いタンの塊も5つ。
網の上で焼かれる姿は、雄大なロッキー山脈のようだ。



厚切りは他にもある。
田村牛のシャトーブリアンは年末に食べた時よりも若干薄いが、それでも迫力満点。
深みのある味わいで、柔らかさだけでない、牛肉の本質を教えてくれる旨さ。

川岸さんの神戸ビーフのリブ芯も厚切りで。
肉の旨みが止めどなく溢れる。

怒涛の厚切り3連戦の後は、レア感の強いヒレの炙りで小休止。
甘みがじんわりと広がり、旨みの余韻が長い。

リブ芯と巻きはすき焼きでも堪能。

メインのタレ焼肉はヒレリブロース芯、リブロース巻き、クリの4種盛り。
赤身の強い部位とサシのしっかりした部位がバランスよく混ぜられていて、肉好きを喜ばせる演出。

2018年の焼肉を占う焼き初めとしてはこれ以上ないレベル。
今年も最高の焼肉をお腹いっぱい食べれそうだ。