No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2016年6月10日 石垣吉田


かつては黒毛和牛の繁殖地として名を馳せた石垣島
温暖な気候で育った子牛は人気が高く、全国の肥育農家が子牛のセリに来ている。
そして沖縄サミット以来、子牛だけでなく石垣島で肥育された石垣牛も全国的に有名になっている。
そんな石垣島で最近話題になっているなが、石垣きたうち牧場のプレミアムビーフ
純但馬牛や但馬の血が濃い個体を月齢36カ月以上に肥育したものだ。
そしてプレミアムビーフを都内で食べれるのが麻布十番の“石垣吉田”。
予約時間の前に低温で約3時間火入れした後、目の前の炭火と鉄板の両方を駆使してこんがりと表面が仕上げるという、石垣吉田オリジナルのクリスピー焼き。
クリスピー焼きの仕上がりは“ボニュ”のボニュ焼きに近い印象で、中心までしっかりと火が入っている。
プレミアムビーフヒレはあっさりとしていながら、噛み締め飲み込むまで滋味深い旨みを教えてくれる。









今回の個体は
個体識別番号1361785568
きたうち牧場自家繁殖、月齢36カ月、雌
福安照-照長土井-谷福土井
今までの石垣牛とは全く別物の味の深さがそこにあった。
もっと他の個体も食べたくなるオリジナリティがあるのは嬉しいところだ。