2013-01-01から1年間の記事一覧
『ブランド』とは何か!? 鞄や洋服を例にすると非常に分かりやすいのだが、それが牛になるとこれが非常に厄介だ。 多くの批判を受けるかもしれないが、あえて言わせてもらうと多くのブランド牛は品質のバラツキがあまりに激しい。 もちろん牛の個体差は多い…
先日37歳になったのだが、その間30年以上を神奈川の横浜市で、残りを現在の千葉県で暮らしているのだが、残念ながら何回も通いたいと思えるような焼肉屋さんはほとんどない。 こと焼肉屋さんに関しては、東京と神奈川・千葉の差があまりに大き過ぎる。 だが…
"くにもと"で王道の正肉、"王十里"で最高のホルモンを満喫したのだが、気持ちが何故かそわそわしてしまう。 身体は正直なもので、まだ満足しきってないのだ。 そう、レバをまだ食べてない。 この時期に安心して旨いレバが食べれるところは限られているかもし…
焼肉の王道を"くにもと"で満喫したのだが、何かが足りない。 そうホルモンだ。 そして気分的にどうしても食べたいホルモンがある。 あの甘辛いタレで揉み込まれた唯一無二のホルモンが。 このお店に行ったらあのメニューが食べたい、いや、あのメニューを食…
年末になるとどうしても年内に行っておきたいお店というものが出てくる。 元々定期的に通ってはいるのだが、なんとなくしばらく行きそびれているお店があるものだ。 その筆頭が"くにもと"。 "くにもと"の焼肉を食べずして年を越すことなどできようか。 ロー…
普段は大盛贅沢セットをオーダーするところだが、今回は大盛ハラミセット。 タレハラミをご飯の上でバウンドさせ、一気に頬張りたい事って誰にでもあると思うが、この日の私もそんな気分。 若干落ち着き気味の炭火で香ばしさを出し、甘みの強いタレにたっぷ…
師走も中旬を過ぎれば忘年会の時期。 それに応えるようにお肉も一番の旬を迎えている。 季節的な牛の状態はもちろん、この年末のシーズンは生産者も一番の牛を出荷するところが多い。 そんなお肉を味わうのであれば、お肉の全てを知り尽くした匠がいるお店で…
先日淡路家畜市場に但馬牛の子牛のセリを観に行った際に川岸さんに勧められた個体がいた。 名前は『こはる』、血統は丸宮土井-福芳土井-菊原波の月齢36ヶ月の雌だ。 毎年年末に行われる松阪牛の生体での共進会『松阪肉牛共進会』が全国的に有名だが、兵庫県…
お恥ずかしながら実は初"ミート矢澤"。 あの"矢澤ミート"を一躍世に知らしめる要因となったお店かもしれない。 ランチタイムはオープン11:30ながら11:00頃から、その上質なお肉を求めるお客さんが並び始めるようだ。 多くのお客さんが狙っているのがハンバー…
水道橋の駅から数分お店の入り口からはあまり期待ができないのだが、ひとたびお肉を食べれば値段からは想像もできないレベルのお肉が運ばれ、更には衝撃的な盛合わせが登場する"焼肉ランド マルタケ"。 その"マルタケ"から独立した店主が満を持してオープン…
この日のランチは厚切りにしときました。 ご飯との相性が抜群の組み合わせですな。
珍しく厚切りではないノーマルな大盛贅沢セット。 "SUPUL"は昼から食べれる焼肉の中では非常に貴重な存在である。 今日も旨し。
何度か一緒に焼肉を食べに行っている某焼肉屋さんと勉強会。 今回の会場は某焼肉屋さんのご希望で"よろにく"。 "よろにく"のお任せは真似できるものではないが、色々なヒントが散りばめられているので、きっと何かを得たのではと思う。 シルクロースの炙り …
我が家の週末の買出しの定番イトーヨーカドー。 その肉売り場で息子が急に「焼肉が食べたい」と言い出した。 何とも可愛い事を言うじゃないか。 息子の頭を撫でつつ、我が子の成長に涙が漏れる。 さっそく息子と選んだのは鹿児島ののざき牛の肩芯と切り落と…
八重洲にあるステーキの名店"島"。 その"島"から独立したのが今回訪れた"藤田"だ。 築地市場からほど近く、決して人通りが多いとは言えないような場所に目立った看板もなく、ひっそりと"藤田"は佇んでいる。 知っている者だけがその扉を開ければ良いというこ…
"よろにく"と共に都内最高峰の焼肉と肉料理が食べれる"KIM"。 "KIM"を訪れたのであれば、ぜひ料理長お任せでその真髄を味わって欲しい。 その余りの幅広い引き出しに焼肉の可能性がどこまで広がるのか、ということを考えずにはいられない。 タン元のカルパッ…
普段から親しくさせてもらってる焼肉屋さんから誘っていただきオフ会というものに参加。 某焼肉店グループのオーナー、某精肉店、某焼肉マニア、そして今はなき伝説的な超有名焼肉店の息子さんが個室に集まった。 国産黒毛和牛ユッケ しっかりと許可を得てい…
かつてその極上の霜降りと素晴らしい肉質を雪山と評したことがあるが、ダウンジャケットが手放せなくなったこの季節に、またその雪山へ挑戦する機会に恵まれた。 上タン塩 一般的な繊維に対して垂直なカットではなく、水平に近い斜めにカットされる独特のタ…
関西の住宅事情に疎い私のイメージでは芦屋といえば超高級住宅街。 東京で言えば田園調布だ。 そんな芦屋にある焼肉屋さんであるが、阪急線線路脇のバラック小屋で、迷わずにお店に辿りつくには細心の注意が必要だろう。 店内は小奇麗でL字型のカウンターの…
三重県から次の目的地に向かう前に寄った三重県内の安濃SA。 驚くべきことにお土産用に松阪肉が販売されているではないか! それだけでなく、SA内で松阪肉が食べれる店舗まで存在する。 さすがは肉の聖地と言うべきところだろうか。 物は試しということで注…
松阪の地に存在する肉の金銀。 金といえば"和田金"、銀といえば"牛銀"がそれにあたる。 "牛銀"は趣のある一軒家で、店内の雰囲気も実に良い。 特に入り口に飾られた昔の牛の写真はなんとも気分を盛り上げてくれる。 松阪牛ヒレ肉あみやき(橘) 現在は橘しか…
海外で最も有名なブランド牛と言えば『神戸ビーフ』だろうが、国内で最高級品質の牛として認知されているのはやはり『松阪牛』だろう。 松阪牛の名声がここまで広がった理由はその圧倒的な品質。 以前は雌の兵庫県産但馬牛を素牛として導入し、それを手塩に…
京都を訪れる肉好きがいるのであれば、何があっても訪れて欲しいお店が八坂神社のすぐ近くにある。 主役である肉が素晴らしいのは勿論、その主役を包み込みながら際立たせ、見事な肉割烹を完成させる伊藤さんの技術と発想力にはただただ感服するのみ。 花び…
最近の焼肉屋さんはお店ごとの個性が少ないところが多いように感じる。 有名店や繁盛店の人気メニューを単に模倣するのみで満足しているお店もあるのではないだろうか。 何度も訪れたくなるお店には個性が大事。 だが、この個性というのが非常に難しいのだろ…
ミシュランのステーキ部門で世界初の二つ星を獲得。 そして『東の二郎は鮨を握り、西の二郎は肉を焼く』と小山薫堂氏に言わしめる。 これが神戸の"あら皮"の山田二郎氏だ。 現在の神戸の"あら皮"では山田次郎氏の息子さんが料理長として肉を焼いている。 コ…
前日たらふくお肉を食べた影響で朝からすこぶる体調が良い。 朝はホテル近くのカフェで久しぶりに炭水化物を摂取したが、やはりお肉のない食事って寂しいなぁ。 肉不足をうっぷんをはらすかのように、朝食後は再びレンタカーに乗り込み目的地へ向かう。 車を…
和牛を食べて食べて食べ込んいく過程で、自分の常識の範囲を超えるような衝撃的なお肉達に出会ってきた。 そういったお肉達を追求する上で避けて通れないのが但馬牛の存在だ。 全国の都道府県で他の都道府県の優秀な血統を導入しながら和牛血統改良が行われ…
黒毛和牛のホルモンが欲しい時はどうすべきか!? 個人的に特殊な仕入れルート(笑)がある人以外は、これがなかなか困難なのではないだろうか。 私もスーパーやデパートで見かけるのはF1や輸入物ばかりだったのだが、ついに自宅からそれほど遠くない場所に…
この日は新メニューの味見をさせてもらいに某焼肉屋さんへ。 同じお肉のをカットや味付けを変えて、それぞれの違いを楽しみながら意見交換をするのだ。 明らかに違いを感じるものもあれば、言われないと気付かないレベルのものまで様々。 ただ、こういった積…
最近"よろにく"のお任せについて聞かれることが多い。 通常のコースを食べたことがある人しか頼めない。 4人以上で注文可。 お任せにも段階がある。 等々言われているようだが、それには理由があるのだろう。 まず今までの焼肉屋さんのコースは単にキムチや…