No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

2017年3月27日 よろにく

"よろにく"のお任せコースのイメージはオートクチュール。 店主・VANNEさんや料理長・早川さんのオリジナリティはもちろん、その日のお客さんに合わせたコース内容を準備してくれる。 この日、私の好みに合わせてくれたお任せコースは、圧倒的な肉質。 シン…

2017年3月23日 肉料理 樹

精肉店直営や牧場直営の焼肉屋を見かけるが、正直満足のいくお店はほとんどない。 牛のプロフェッショナル、肉屋のプロフェッショナルは、決してすぐに焼肉のプロフェッショナルになれるわけではない。 その違いに気付いているお店が意外なほど少ないのだ。 …

2017年3月22日 にくの匠 三芳

本日7月26日に集英社より私の初めての著書『肉バカ。No Meat, No Life.を実践する男が語る和牛の至福』が出版されました。 本書の出版に際して、日本三大和牛の生産地とそれを食べることの出来る至宝の名店を巡り、その中で神戸ビーフを扱う最高峰として"三…

2017年3月22日 くいしんぼー山中

昨日のブログでもお知らせした7月26日発売の本の出版に際して、近江牛、神戸ビーフ、松阪牛といった日本三大和牛の生産地とそれぞれの牛肉の味を再度 確かめる取材を敢行。 まず近江牛と言えば、もちろん生産者は福永さん。 福永さんの牧場見学と共に、福永…

『肉バカ。 No Meat, No Life.を実践する男が語る和牛の至福』を出版します!

7月26日に初めての著書『肉バカ。 No Meat, No Life.を実践する男が語る和牛の至福』を出版します! 手間暇を惜しまず 生産者が我が子の様に育て上げ 卓越した技術を持つ職人によって 最高の牛肉料理へと仕上げられる。 そんな和牛をひたすら本能の赴くまま…

2017年3月21日 炭火焼肉 なかはら

タン、ハラミ、サーロイン、ミスジ等々、他の焼肉屋でもよく見かける部位である。 もう希少部位が食べれるだけで喜ぶ時代は終わった。 これからはより本物が歓迎される時代になってきている。 名前は同じ部位でも、その中身は違う。 当たり前である。 店主・…

2017年3月21日 都内某所

数日前に食べた森本さんの特産松阪牛のヒレ。 あまりに衝撃的な味わいに探求心の虫が疼きだす。 最高の素材のポテンシャルを引き出すのは最高の料理人と環境。 森本さんのヒレの中でもど真ん中のシャトーブリアンを串が貫く。 それを炉窯の中へ。 じっくりと…

2017年3月17日 肉塾

辛塾長率いる肉塾。 肉塾の凄みは塾長の火入れに尽きる。 素材を知り、そのポテンシャルを引き出す術の研究に余念がない。 ハチノス煮込み はっきり断言しよう。 辛さんのところで食べる以上のハチノスは存在しない。 食感と滋味深い味わいが神がかっている…

2017年3月16日 都内某所

西麻布にある和食のお店にて、牛肉料理の研究をしていると聞きつけ行ってきました。 松阪牛のサーロインは軽く炙ってウニとキャビアを添える。 最近ちょいちょい焼肉屋で見かける組み合わせだが、ウニとキャビアの質はワンランク上だろう。 鹿児島県産のシャ…

2017年3月14日 都内某所

2017年の最重要課題として年初に誓ったのが特産松阪牛の深掘り。 そんな中、遂に憧れだった生産者の個体を食べることが出来た。 松阪牛発祥の地と言われる深野地区。 その深野で伝説的な生産者として知られる森本さんの特産松阪牛。 個体識別番号1374824438 …

2017年3月13日 好楽園

川崎の”金竜山”再訪。 相変わらずの破壊力。 南武線の矢向という、それほどメジャーでない駅から徒歩5分程度。 どこにである街の焼肉屋に見せるそのお店の名前は”好楽園”。 名前も普通。 だが、牛肉はお店の雰囲気に似つかわしくないしっかりとした黒毛和牛…

2017年3月11日 Cossott'e 弦巻

週に3日しか営業しない焼肉屋さんのスペシャルコース。 茅森さんのセンスが光るお任せは、肉好きであれば興奮を抑えきれない緩急と変化に富んでいる。 ハツたたき サクサクの食感とほのかな甘みがあるハツ。 菜の花の天ぷらとザブトンのお浸し 焼肉屋とは思…

2017年3月10日 金竜山

粉雪が舞ったかのような霜降りのお肉。 特にカルビは並から中、上、特上といった具合にどんどんと霜降り具合が増していく。 これらがかつて”金竜山”を雪山に例えた所以だ。 初めてその雪山に登ったのは10年以上前。 当時から予約は取りにくかったが、それで…

2017年3月10日 焼肉 しみず

どうしても食べてみたい個体があった。 しかしどうしても予定が空いていなかった。 仕方なく、0次会という形で軽く済ませるという判断。 しかし、やはり食べたくなってしまう。 川岸さんのコーベビーフのサーロイン縛り。 豪華すぎて最高過ぎる。

2017年3月8日 銀座 やまがた屋

世の中には突き抜けたお店というものが存在する。 決して真似の出来ない孤高の存在だ。 "やまがた屋"は何が突き抜けているのか!? まずは、見ているこちらが「勿体ない!」と思ってしまうほど、素材の芯の芯しか使わない。 タンであれば根本の部分のみ。 ハ…

2017年3月7日 肉塾

“肉塾”では基本的に全てのお肉を辛さんが焼くのだが、この日は大人数の予約が入ったとのことで、辛さんのお手伝い。 辛さんが焼けない分を代わりに焼いてきました。 ある程度分かってるつもりだったが、事前に焼きのイメージを共有して、それを網の上で実践…

2017年3月6日 ゆうじ

疲れない焼肉。 飽きない焼肉。 毎日でも食べたくなる焼肉。 そんな焼肉が渋谷で食べられる。 もつ煮 安定のクオリティ。 ほどよい甘みが秀逸。 サガリ刺しとハツ刺し 素材の鮮度の良さはもちろんだが、カットや味付けの完成度がずば抜けている。 サツマイモ…

2017年3月1日 焼肉 しみず

先日”しみず”で食べた川岸さんの但馬牛。 最高に旨かったのだが、1つだけ心残りがあった。 タレの焼肉で食べなかったことだ。 あれほど旨かった個体で心残りがあったら絶対に後悔する! ということで1人で不動前の駅に降り立つことに。 注文はサーロイン定食…