2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧
今はほとんどの生産地で見ることの出来なくなった馬喰さん。 しかしながら和牛肥育の聖地・松阪では今でも馬喰さんが存在する。 そんな馬喰さんとお話をさせていただくという貴重な機会をいただいたのだが、これほどお店選びが難しいことはない。 悩みに悩ん…
最高の牛肉があるのであれば、最高の環境で、最高の職人に焼いてもらいたくなる。 そんなワガママな願いを叶えてくれる会が本気の和牛会。 今回の主役は、今年意識して食べ込んでいる特産松阪牛。 永田さんが肥育した個体で、個体識別番号は1374831955、月齢…
せっかく武蔵小山まで行ったので、”和田”を出た後は隣の不動前に移動。 突然行ってもこのクオリティ。 分厚いタンやハラミは食べれなかったが、通常のカットでもその高すぎるクオリティはビンビン伝わってくる。 そして、川岸さんの神戸ビーフのサーロイン。…
武蔵小山の住宅街にひそむハラミの名店。 ハラミの質に店主が納得した時だけしか出してくれない塩ハラミを求めて何度も通ったが、実際に食べれたのはわずか。 それ以外の日はタレハラミだが、それでも信じられない程旨い。 この日のハラミもタレのみで、残念…
前回の訪問日から数日、また渋谷に来てしまう。 飽きない。 疲れない。 すぐにまた食べたくなる。 それが”ゆうじ”。 ハラミ筋おでん ホロホロに煮込まれたハラミ筋に優しい出汁。 心がほっこりとする旨さ。 刺身色々 鮮度が光るハツ、ハラミ、ツラミ、センマ…
この日は店主にお願いして短角牛のすき焼きを食べる会。 まずは肉以外で胃袋を温める。 こういった料理の旨さからもお店の実力がよく分かる。 ハラミのタタキには28年物のバルサミコ酢のソースが見事にマッチする。 センマイ刺しにレバのタタキも間違いない…
間違いなく一級の仕入れを行っているが、それ以上に特級の仕事に驚かされる。 まずはモツ煮込みのお出迎え。 ほんのりとした甘みを楽しむ。 刺身はハラミとハツ。 舌の上で広がるハラミの甘みと鮮度の良さから生じるハツの歯切れ。 近年定番になっているのが…
"くにもと"の最高の冷麺の後はご飯物を食べに2次会へ。 "肉塾"のダメ人間セットほど焼肉と白米の相性の良さを教えてくれる組み合わせはないね。
あくまでも焼肉の範疇の中でとことん突き詰めた結果、辿り着く境地がある。 一口食べれば分かるほど圧倒的な最高の和牛。 素材の味を殺すことなく、あくまでも引き立て役に徹する極上のタレ。 焼けば焼くほど、究極のタレ焼肉がここ"くにもと"にあることを実…
いつものジャンボでいつものお任せ。 今回は珍しく厚切りが多め。
森本さんが肥育した月齢47ヶ月の特産松阪牛。 そのあまりに特異な味わいにヒレとサーロインを何度も食べてしまったが、それでもやり残したことがある。 松阪の地で、特産松阪牛はどんな風に食べられているのか!? それはきっとすき焼きだろう。 すき焼きと…
今回の雪山登山は前の会社の後輩のパーティーに混ぜてもらったので、登頂ルートには口を挟まず、じっと後に続く。 春と言えどもまだまだ雪は険しく、山頂までは届かなかったが、やはり雪山登山は素晴らしい。 上タン塩 この日No.1の満足度。 カルビ 毎回思う…
私には毎週でも食べたくなる焼肉がある。 肩肘張らずに、気楽にお店を訪ね、その日のオススメをさっと食べる。 大声で拘りを押し付けるのではなく、気の遠くなるような仕込みの末に完成する芸術品を黙ってテーブルに置くのだ。 あとは食べ手の技量が試される…
麻布十番の駅を降りると気分が高揚する自分に気付く。 地上に出ると、高速沿いの坂道を足早に上る。 私には大好きな家族がいるので、キレイなオネーチャンに会うわけではない。 私を迎えてくれるのは極上の雌牛だけ。 スペシャル 薄切りのサーロインは軽く炙…
松阪牛の金銀の銀は"牛銀"。 そして金は"和田金"だ。 "和田金"は松阪のすき焼きの元祖と言える存在で、信じられないことに自社牧場で肥育した純但馬血統の松阪牛のみを使用している。 自社牧場で肥育された松阪牛は、もちろんセリに出されることがない。 そ…
日本三大和牛紀行の終着地・松阪。 月齢が浅く、サシが入っただけの松阪牛ではなく、とことん味を追求した松阪牛。 そんな松阪牛を肥育し、日本一有名な肥育生産地を支える拘りの生産者の姿を目の当たりにする。 松阪牛の松阪牛たる所以が頭ではなく心が理解…
回転寿司ならぬ回転焼肉として有名な"一升びん"。 色物扱いされがちだが、実はしっかりとしたホルモンが食べれることはあまり知られていない。 内臓業者との密な信頼関係があるからこそ仕入れられる松阪牛の生のホルモン。 松阪牛上タン サクサクの食感とじ…
7月26日に初めての著書として出版した『肉バカ。No Meat, No Life.を実践する男が語る和牛の至福』の中で、小豆色の牛肉を求め、日本三大和牛紀行を書きました。 近江牛、神戸ビーフの故郷を訪ね、終着の地は松阪。 松阪牛というブランド名にぶら下がるので…