No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2009年7月16日 SUPUL

ランチではよく行くのだが、夜に行くのは2回目。
前回は一人焼きで食べた種類が少なかった為、今回再調査といったところである。
ユッケはお肉のしっかりした旨さがありながら、さらに味付けが良い。
一日おやつを控えていた影響で、あっと言う間に食べてしまった。

ミノ刺しは味付けが濃く、ミノ自体の味わいは感じられないが、非常に心地よい歯応えが素晴らしい。
味付け自体もなかなか好みかも。

刺身系で一番気に入ったのはセンマイ刺し。
歯応えの良さは、鮮度の良さの証明であろう。
量もたっぷりで欲求が爆発しそうな胃袋に非常にありがたい。

上ハラミは塩とタレの半分づつでお願いした。
しっかりした肉繊維の弾力が歯茎に非常に心地よい。
肉繊維からこぼれる肉汁も旨い。
うむ、悪くない。
個人的には塩の方が好みかなぁ。


上ロースは綺麗なサシが印象的。
甘みがあって非常に旨い。
ただし、卓上のつけダレはこのロースには甘すぎるので、モミダレだけで十分である。
というかモミダレだけの方が数段旨い。


ミノは肉厚で素晴らしい歯応え。
金竜山のミノに近い感じがする。

ハツは最近流行の脂付き。
これもなかなか旨い。

壷付けホルモンはコプチャンだが、よくある話題性を求めるお店でやる長いコプチャンではなく、程よい長さにカットしてある。
残念ながら脂が多いものと少ないもののバラツキが激しいが、脂がたっぷりついたものはコプチャンらしい甘さが印象的。

どのホルモンも鮮度の良さを感じたが、今回一番良かったのがギャラ。
肉厚で、サクサクとした食感にかなり衝撃を受けた。
これは非常に旨い。


正肉はオススメの上ロースだけであったが、かなりの満足度。
この満足度には、会社からの近さと値段の手ごろさが十分加味されているのは否定できないが。
前回一人焼きで食べたヒレはメニューから消えていたのが、非常に残念である。
もす少しレベルアップを期待したいが、現段階でも"あり"とは言えるであろう。