No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2015年4月15日 梁山苑

幡ヶ谷の住宅街の進むと、何処からともなくタレの匂いが風に乗って運ばれてくる。
辺りを見回せば、怪しく光る黄色いお店が目に入るだろう。
そして、そこに書かれているのが”梁山苑”という文字。
ドアを開ければ、一気に昭和の時代にタイムスリップする。
煙で薄汚れた壁は決して汚いというわけではなく、余分なものが置かれていない、ただ焼肉を楽しむだけの空間がそこにある。
カウンターには無造作に用紙が置かれていて、基本的にはこの用紙に書きこんで注文する。
ネギタン
普段は萎える掃除の甘いタンだが、何故かこういった雰囲気のお店の場合は容易に受け入れてしまう。
びっと掃除したタンには及ばないが、サクリとした食感とネギがマッチして旨い。
満足度 4


上ハラミ
1400円とは思えない質と量。
細かくサシが入り、適度な厚みがある上物。
間違いなく"梁山苑"最強のメニュー。
満足度 4


上カルビ
何故かリブロースが上カルビ。
そして特上カルビも混じっているw
肉の味に乏しいが、リブロースが1400円で食べれるのは凄い。
満足度 3

特上カルビ
とにかく脂が重い。
だが、こんなことを嘆いていても仕方がない。
白米を片手に一気に頬張るのが、"梁山苑"の特上カルビの正しい楽しみ方。
満足度 3

上ミノ
分厚いミノに丁寧な隠し包丁。
かなり期待が高まったが、歯切れが悪さがどうしても気になる。
だが値段が安いのが嬉しい。
満足度 3

"梁山苑"で正肉の肉質云々語るのは意味がない。
極上のハラミの素晴らしい肉質で十分すぎる。
そしてどのメニューも安くて量が多い。
ちなみに烏龍茶は100円。
やはりこのお店の中だけ昭和のままのようだ。