No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2008年9月7日 うかい亭 あざみ野

久しぶりにうかい亭。
突然の豪雨でずぶ濡れになりながらも、あまりの食い意地のため、キャンセルは考えられなかった。
いつもの『鮑の岩塩蒸しとうかい牛のコース』にしようとしたが、久しぶりの事もあり、ステーキがうかい牛から特選うかい牛に変わる『料理長お任せスペシャルコース』に変更、ついでに特選サーロインと食べ比べるためにテンダーロインも追加。
アミューズの雲丹とカブのムースは普通に美味しい。
前菜に選んだ毛蟹は身もミソも甘くて旨い。
スープも旨い。
だが、ここからが本当のうかい亭の楽しみである。
鮑の岩塩蒸しは絶妙な蒸し加減で、ぷりぷりとした肉厚な鮑に濃厚なソースがたまらない。
いつも通りバケットをお代わりして、ソースも全て完食してしまった。
そして待ちに待ったステーキが登場。

特選サーロインは、サーロインというよりリブロースに近いだろうか。
しかし、巻き好きな私にとってはノープロブレムである。
テンダーロインの柔らかさは相変わらず素晴らしく、赤身の旨さも十分。
しっかりと熟成されたテンダーロインは素晴らしく旨い。
一方、特選サーロインは厚みを感じさせない柔らかさと溢れ出てくる肉汁が最高だ。

ちなみに私はこのサーロインを目の前で焼き上げられたガーリックチップで食べるのが一番好きである。
それにしても今回のステーキは本当に旨かった。
いつもうかい亭には満足だが、この日は特に大満足であった。
お肉も増量し、ガーリックライスも大盛りにしてもらったが、これだけ旨いとまだまだ食べれてしまう。
あとの問題はお会計だけだろう。