No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2009年6月19日 焼肉酒家 傳々

最近評価急上昇の傳々。
私の中では、現時点で"よろにく"の次に位置づけられている。
最初は初めて食べるユッケ。
甘みもあって旨い。

次はいつもの刺身盛り合わせ。
相変わらず、どれも本当に旨い。
個人的にはハツ刺しと牛刺しが特にお気に入り。
このはずれが一つもないところも傳々の良さだろう。

焼きの最初は何故かホタテ。
かなり良い物だったが、我々の目的はあくまでお肉。
海鮮に対する印象は控えておこう。
タンは根元の極上部分を厚切りで。
これは旨すぎて、言うことないでしょう。
いや〜本当に旨い。

ハラミはいつもより若干焼きを強めにお願いする。
うん、この位の火の入り具合の方が、旨みが強く感じる。

シャトーブリアンは本当に贅沢なカットだ。
他のお店ではなかなか食べる事ができないだろう。
繊細な肉繊維からでてくる旨みが舌を包む。
はぁ〜、、、旨すぎてため息がもれてしまう。
芳醇な香り、甘みも素晴らしい、最高のMeatだ。

ホルモンは上ミノとシマショウ、そしてギアラ。
ホルモン、上ミノは相変わらずの旨さで、大満足。

ギアラは心地よい歯応えでネギとの相性もバッチリ。
やはり傳々のホルモンはどれもレベルが高い。

大判のハネシタは軽く焼いて丸めて食べる。
ふんわりとした食感で、丸められた層から甘い肉汁が容赦なく溢れてくる。
サシがすごいハネシタであったが、全くしつこくなく、何枚でも食べれてしまいそうであった。

極上のハネシタに続いて、これまた極上のリブ芯、リブ巻き。
リブ芯の旨さは言葉では言い表せないなぁ。
脂の甘み、赤身部分の旨み、そのバランスが素晴らしい。
どうやっても笑顔になってしまう程の旨さである。
リブ巻きも相変わらずの旨さ。
リブロース最高!!


ハネシタから始まった極上ロース攻撃はまだまだ続く。
厚切りで提供されたエンピツは、柔らかな肉質にしっかりと旨みが閉じこめられている。
これも文句なしで旨い。

カブリは巻きの更に一回り外側。
程よい噛み応えがあるがあり、しっかりとした旨みがある。

腕は赤身の旨さを味わうには最高ではないだろうか。
お肉自体の風味もあり、適度な柔らかさ、そして濃い旨み。
う〜ん、何枚でも食べたい。

どれもこれも旨くて、満腹感が得られない(汗)
もう少しお肉を食べたい旨を高矢店長に伝えて、前回と同じハラミをお願いした。
これがご飯が進んでしょうがない味付け。
しかもハラミも旨み満点で最高である。



今のところ、"よろにく"以外でここまで満足できるのは"傳々"だけであろう。
デザートの初物スイカで口の中はさっぱりで、有楽町線へ乗り込んだ。