No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2009年6月21日 炭焼喰人

2009年6月21日15時10分、携帯がなった。
メールには、すごいサシのお肉の写真が添付されているではないか。
そして、これがイチボだと言う。
行かずにはいられない。
食べずにはいられない。
すぐさま"とび牛"を食べる為に炭焼喰人を予約してしまった。
タンの一番旨い食べ方を探る為に、今回はあえて厚切り上タンをいつもの半分の厚さでお願いする。
半分と言っても、他店の厚切りとほど同程度なのだが・・・。
いつもより若干網の中心に近い部分で火を入れていく。
焼き過ぎは禁物だ。
いつもの超厚切りも旨いが、この世間一般的な厚切りもやはり旨い。
これは食べ比べが必要ではないだろうか。

嬉しいことに今回もシャトーブリアンがあるとのこと。
いつも通り薄切りのタレでお願いする。
あまりの柔らかさにトングで持ち上げるだけで、切れてしまいそうなシャトーブリアン
しっかりと熟成されていてタレがよく馴染む。
・・・、あ〜旨い。
サシではなく、赤身自体の柔らかさ、そしてこの旨み。
私はこのシャトーブリアンの繊細な味わいが大好きだ。

いよいよあのイチボである。
まずは薄切りをタレで。
イチボとは思えない蕩け具合。
あえて若干強めに火をとおしても旨い。
また片面焼きもやはり旨い。

続いて厚切りサイコロカット。
トングでつかむとぷるぷるである。
表面を焼き固めて旨みを閉じこめたサイコロは、表面のカリッとした食感と中のとろとろが表現できない旨さ。
これは正直すごい。。

最後はサムギョプサルでニンニク摂取。
いや〜"とび牛"は流石にすごかった。
あのイチボを大判の薄切りで巻いて食べたら、どんな感じだったのだろう!?
妄想が膨らむ。
その前に私の身体が"とび牛"クラスになりそうだ。