No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2009年11月27日 焼肉酒家 傳々

『また行ったのか』と思われるかもしれないが、また行ってしまったのである。
新規開拓で心を折られるより間違いのない満足度を選んでしまう私を許して欲しい。
妻と可愛い二人の子供に囲まれた私が焼肉を食べるには、数々の壁があるのだ。
(誰でもそんなものある、と言われれば、それまでだが・・・)
時間、お小遣い、健康維持など、超えなくてはならない壁は高い。
だからこそ、満足度の高いお店に訪問が集中し、そこそこのお店は数年に一度しか訪問しない現在のスタイルになってしまったのだ。
私にも反省点がないわけではないので、今回は若干趣向を変えてみたい。
○レバ刺し(満足度2)
今回は甘みが足りない。

○ハツ刺し(満足度4)
食感がよく、そうそう他店で味わうことのできないレベル。

○センマイ刺し(満足度3)
白センマイと黒センマイの食べ比べ。
どちらも旨いが僅差で白センマイの勝ち。

○ミノ刺し(満足度2)
食感があまり良くなかった。

○タンユッケ(満足度4)
普段であれば満足度5だが、今回は若干歯応えと甘みが普段に及ばない。

○牛刺し(満足度3)
今回はヒレの端っこ。

○タン元(満足度5)
和牛らしいサクサクとした食感と旨み。
タンタレも香ばしくて、未経験者にはオススメ。
都内でこれほどのタンを常備しているのは”よろにく”、”傳々”、”きらく亭”以外知らない。

○ハラミ(満足度4)
薄切りだが、溢れる肉汁はすごい。

シャトーブリアン(満足度6)
あまりにすご過ぎて、満点であるはずの満足度5を超えてしまった。
食べれば『究極』という言葉の意味が分かるMeat。

○上ミノ(満足度4)
傳々に来たら必ず食べなくてはいけない。
ネギムンチとの相性も最高。

○塩ホルモン(満足度4)
上ミノ同様、傳々に来たら必ず食べなくてはいけない。
これより旨いシマチョウがあるのか!?

ミスジ(満足度4)
“ジャンボ”、”よろにく”には及ばないまでも、他店を引き離すレベル。

○サーロイン(満足度5)
ほど良いサシで、赤身の旨さとサシの甘みのバランスがすごい。

○リブ芯(満足度5)
傳々でシャトーブリアンに次ぐ破壊力を持つ部位だが、今回はいつもほどの感動を感じず。
それでも満足度5、普段であれば満足度6。

○ハラミ大阪風(満足度4)
他店では食べたことのない味付け。
しかも激旨。
勢い良くご飯をかきこもう。

○ウデ(満足度4)
さっぱりと赤身の旨さを堪能できる。
満腹な人でも食べれてしまう。

○カブリ(満足度3)
ウデ同様、さっぱりと赤身の旨さを堪能できる。

○リブ巻き(満足度5)
ロースの中でも断トツで甘みとコクがある部位。
他店とは圧倒的にレベル差があり、“よろにく”と並ぶ最高峰のリブ巻き。

まいった。
ここまで旨いと、また他のお店が後回しになってしまう。