No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2010年1月22日 焼肉銘菜 星遊山

今年になってから、急に仕事が忙しくなってきた。
忙しくて夕飯も食べずに残業してる時に誘われる焼肉ほど辛いものはない。
しかし、今回のお誘いはなんと22時30分から。
これなら参加できるではないか。
仕事を切り上げ向かったのは汐留シティセンター41Fの星遊山。
結局23時過ぎにお店に着いたが、お客は我々だけで貸し切り状態。
米沢鷹山牛という銘柄に拘っているらしいが、これはこれで嫌な予感がする(笑)
○○牛だけに拘るというお店に限って、満足できるお店が少ない。
そもそも生産が少ない銘柄だけで、安定した供給ができるとも思えないが、その米沢鷹山牛はどうだったのか。
ロースの握りは、ご飯にロースを乗せただけ。

牛刺身5点盛りはロースの握り、ロース刺し、霜降り刺し、ルイベ、白センマイ刺し、赤ユッケ。
ロース刺し、サーロインと言われた霜降り刺しはお肉の旨みが少なく、甘みもない。
ルイベ刺しはバラのようだが、これもいたって普通。
白センマイ刺しは水っぽくて食感が悪い。
赤ユッケは食感があまり良くない。

20日間熟成厚切りタン塩は、見た事もないような小さな判。
これは品種によるものなのか、子牛のものなのか、よく分からない。
ただ、名前の立派さとは裏腹に、旨みは少なく安っぽい味わい。
食感も和牛とは違ったような印象を受ける。

上タン塩は20日間熟成厚切りタン塩と同じ判。
旨みは相変わらずないが、薄切りの為、食感は先ほどよりは良く感じる。

ハツは食感も良くなくダレた感じ。

米沢鷹山牛厚切りハラミもはずれ。
立派なのは名前だけなのが悲しい。

タレで頼んだロースは、なんとも懐かしい激安チェーン店の味。

この後はイチボ、クラシタ、巻き、ミスジと続いたが、どれも残念なお肉ばかりで、コメントはこの辺りで控えた方が良さそうだ。
見た目はなかなか良いものもあるのだが。




41Fで非常に眺めがよく、しかも空いている為、女性と二人で来る人には最高ではないだろうか。
ただし、何を食べるかの問題は残るが・・・。
やはり焼肉屋さんとして考えると厳しい評価にならざるを得ない。