No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2010年10月5日 ゆうじ

健康診断が迫っている。
日頃の状態を包み隠さず検査してもらうために渋谷に向かった。
ツラミ刺し
ここまで薄くスライスするためには冷凍か冷凍に近い状態でカットしていると思うのだが、お肉自体の弾力がしっかりして、旨みも濃厚。

チレ刺し
独特の食感で臭みも無し。
好き嫌いが分かれる部位だと思うが、私は個人的に好きだ。
他のお店ではなかなか食べれないだろう。

センマイ刺し
コリコリ、シコシコした絶妙な食感で、三杯酢との組み合わせが最高。
基本的に酸っぱい物があまり好きではないのだが、この三杯酢は飲み干してしまった。

レバ刺し
いつもと違って、黄身醤油にレバが浸かっている。
レバの甘みは感じにくいが、料理全体としてみると旨いのは間違いない。
こういった変化があるのがお任せの醍醐味だろう。

ヅケ肉
これも初めて。
部位は分からなかったが、お肉の風味も消えておらず、あまりの旨さに箸が止まらない。

タタキ
バイトの店員さんに"ハラミのタタキ"と言われたが、食べると違和感が。
食べた感じは、ハラミじゃなくてハツだろう。
店員さんに再度確認したが、回答は得られなかった。
とは言え、この(たぶん)ハツのタタキは香ばしさとタレの甘み、そして鮮度抜群のハツが素晴らしい完成度。
ハツ刺しも旨いが、ハツのタタキも恐ろしく旨い。


この後はいつもの塩ホルモンで、豚タン、牛タン、フワ、アブシン、食道、すい臓、ハツモト、テッポウ、ミノサンド、ヤン、ギアラ、ガツシン、シマチョウの盛り合わせ。

ホルモンの後のタレの正肉はサーロイン、イチボ、ザブトン、ミスジ、シンタマ、トモサンカクの盛り合わせ。

ホルモンも正肉も焼き系はあまり変化がなかったが、刺身系の充実ぶりには驚かされた。
日々研究しているお店に通うのは本当に楽しい。