No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2011年3月8日 焼肉酒家 傳々


おそらく焼肉好き共通の悩みと思われるのが、新規開拓とリピートのバランス。
自分にあったバランスを見つけるのは本当に難しいし、新規開拓のハズレが続けば心が折れて、つい安心できるお店にリピートしてしまうかもしれない。
そんな悩みを持つ私が、リピートをし続けてしまうお店が3つある。
"よろにく"、"KIM"そして"傳々"。
今回はその中の一つ"傳々"で、『焼肉界のレッドカーペット』を堪能してきた。
何度も何度も通っているが、その安定度と質に驚かされるのが極上のタン元。
うむむ、芸術的な美しさ。
素材自体も完璧だが、贅沢に周りを削ぎ落とすカットも見事。
味わいは言わずもがな。


そして、どんな焼肉好きをも圧倒するレッドカーペットは、シャトーブリアン、リブ芯、リブ巻きで構成されている。
シャトーブリアンのさっぱりとした味わいと風味、そして解ける食感に、食べた者の心を奪う魔力がある。

シャトーブリアンに心を奪われた後に、小振りなリブ芯には、目を奪われた。
見た目もさることながら、食べて更に衝撃が・・・。
赤身とサシのバランスが素晴らしく、風味と旨みが完璧。
口当たりの良さにも驚かずにはいられない。


リブ芯の隣り合っているのが信じられない味わいなのがリブ巻き。
サシの濃厚な甘みが前面に出ていながら、バラ系のようなしつこさもない。
旨すぎ。

勿論、他のメニューもすごいのだが、今夜のタン元とレッドカーペットの衝撃は大きすぎた。
刺身盛合わせ

ハラミ

上ミノ

塩ホルモン

ハラミ大阪風


ササミ

ウデ

ミスジ

大満足っす。