No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2011年7月26日 虎の穴 恵比寿店


絶対的な信頼感、安心感を持って食べる事ができる焼肉。
ここまで『焼肉』のことを考えている人もそうそういないだろう。
そんな辛さんの焼肉を堪能しに恵比寿へ。
ユッケ
完全な赤身のユッケ。
これが非常に甘い。
タレの甘さではなくお肉の甘さなのだ。
満足度 4

筋レバ刺し
トロリとした舌触りではなく、わずかに感じる筋の食感を楽しむレバ刺し。
甘みが強くて旨い。
満足度 3

センマイ刺し
生肉騒動を忘れてしまうほどの生肉攻撃。
シャキシャキで瑞々しいセンマイ。
満足度 3

頬肉の桜スモーク
桜の香りが何とも言えない心地良さ。
頬肉のしっかりした旨みも健在。
満足度 4

タン元
厚切りと薄切りの食べ比べ。
薄切りは滑らかな舌触りで官能的。
厚切りはやはりザクザクの食感と肉汁が最高。
満足度 5


イチボ
サシはそれほどではないが、とにかく味が濃厚。
適度な歯応えもまた心地良い。
満足度 4

頬肉
巷で見かける薄切りの頬肉とは全くの別物。
噛み締める毎に溢れる肉汁に心奪われた。
満足度 4

ギアラ
言葉で表現できない食感で、歯切れの良さがすごい。
東京3大ギアラは"ゆうじ"、"名門"、"虎の穴"かもしれない。
満足度 4

シマチョウ
見た目の美しさが鮮度の良さを物語っているが、食べればそれが確信に変わる。
シマチョウ自体も素晴らしいが、それを更に引き上げる辛さんの焼きレベルの高さにも驚愕。
満足度 4

ハラミ特塩
"虎の穴"の伝説的なハラミ。
見たようなハラミは色々なところで食べれるが、本物は少ない。
この奥歯と歯茎を刺激する食感、肉汁そして旨み。
最高のハラミだ。
満足度 5+

タレハラミ
薄切りのハラミはタレで。
あえて繊維に対して水平にカットされていて、食感を楽しめる。
満足度 3

レバ
甘みを殺さず、臭みがでないギリギリの焼き。
火を入れたレバはあまり好きじゃないのだが、これは心から旨いと思える。
辛さんの魔法の火入れ。
満足度 4

ヤン
正直こんなに旨いヤンを食べたのは初めて。
旨みが凝縮していて、いくつでも食べれてしまうだろう。
満足度 5

ハラミ
タレのハラミだが、先程とは部位と味付けは違う。
このハラミに付けるタレは本当に反則だなぁ。
旨すぎる。
満足度 4

ミノ
貝柱のような歯応えを感じさせてくれる鮮度とカット。
ミノ好きなら必食。
満足度 4

コプチャン
綺麗にプリプリに焼き上げられたコプチャンの甘さは筆舌に尽くしがたい。
他店と一線を画す。
満足度 4

シマチョウ
先程の塩と違って、今回はタレのシマチョウ。
どちらの捨てがたい。
満足度 4

新しいものだけが素晴らしいわけじゃない。
何年経ってもトップレベルの焼肉が食べれるすごさ。
"虎の穴"では、きっと10年後も20年後も変わらず、すごい焼肉が食べれるのだろう。