No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2011年9月22日 格之進R

飼料や性別に拘っているだけでなく、繁殖と肥育を一貫して行う等、牛への愛情のかけ方がすごい千葉社長。
そんな千葉社長の育てた門崎丑の肉自体の旨さに釣られてまた来てしまった"格之進"。
塊のまま焼き上げることによって、赤身の旨みが噴き出すような印象を与えるお肉達。
シンプルに塩だけでかぶりつくのがオススメで、しっかりしていながらも柔らかさのある肉質を存分に楽しめる。
霜降りが苦手という方には、本当に一度は食べてもらいたいお肉である。
今回で4回目の訪問であるが、通えば通うほど、やはり勿体なく感じてしまうのは私だけであろうか。
ブロック焼きをメインにしているのだから、前半のお肉は厚切りではなく薄切りや違った味付けであれば、更にブロック焼きが引き立つのではないか。
今のままだと前半のお肉達が何だか可哀相である。
また、味付けやカットから、お肉程の拘りが感じられないのも残念。
肉質に拘るあまりにカットや味付けが今一歩のお店が多いが、それではせっかくのお肉が可哀相である。
最高の肉質を活かす味付けやカットがあれば、更にお肉が活きると思うのだが。
色々と勝手なことを書いてしまったが、この素晴らしい門崎丑をぜひ多くの人に味わってもらって、心から満足してもらいたいだけなのだ。
今回はお肉一つ一つの感想を載せずに写真だけにするが、焼き上がったお肉から、その素晴らしさが伝わることを願う。
リブゲタ

ランプ

リブ芯

シンシン

リブ巻き

ヒレ


サーロイン


イチボ


トモサンカク


ランプ


マルチョウ