No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2011年10月14日 くにもと 本店

仕事に追われた1週間が終わろうとしていた金曜21時30分過ぎ。
このまま1週間が終わるなど我慢できない。
居ても立ってもいられず22時には浜松町に立っていた。
ローストビーフ
まずは赤身刺しの代わりにローストビーフからスタート。
ふんわりとした食感が印象的で、お肉の味がしっかりと詰まっている。
満足度 4

久しぶりの"くにもと"は上出来セットは廃止されている。
選んだのは上等セット。
上ハラミ
塩のトップバッター。
歯茎に伝わる肉繊維の弾力が心地良い。
満足度 3

バラ
脂が若干強いかもしれないが、塩ダレがうまくカバーしてくれている。
焼肉らしい焼肉。
満足度 3

ウデ
しっとりとした食感。
赤身らしい赤身。
満足度 3

イチボ
サシはそれほどでないが、口に入れた瞬間に広がる甘み。
噛み締めれば、赤身のコクが。
タレとの相性が恐ろしいほど完璧。
満足度 4

ランプ
"くにもと"らしいバランスのとれたランプ。
満足度 3

サーロイン
赤身を包み込むようなサシの甘み。
しつこさもなく、素晴らしいレベル。
満足度 4

外モモ
今回圧倒的にNo1だったのが、この外モモ。
自己主張をするかのような赤身の旨み。
出来ることなら、ずっと噛み締めていたくなるようなお肉。
満足度 5

冒頭でも書いたが、上出来セットがなくなった。
今まで上出来セットに使われていた部位が上等セットに入り、一部サーロインのような高級部位を入れて、値段のバランスを取っているように感じた。
お客の注文の集中化をなくし、仕入れたお肉をバランスよく提供できるのだろう。
今回の上等セットはCPも良く、焼肉臭も全く気にならない高揚感を味あわせてくれた。
1週間の疲れを吹き飛ばす素晴らしい焼肉。
感謝。