2011年10月26日 虎の穴 恵比寿店

最近、喜ばしいことにハラミの旨いお店は増えたと感じる。
ただ、本能が揺さぶられる程のハラミというと、それはやはり少ない。
今回はそんな本能が揺さぶられる程のハラミが食べれるお店である。
ユッケ焼
ユッケではなくユッケ焼。
しっかりと焼いて食べるのである。
牛アキレスコラーゲンスープ
コラーゲンがたっぷりと染み出た滋味豊かな味わいで、唇が上下でくっついてしまう。

センマイ刺
定番の酢味噌ベースのセンマイ刺し。

コブクロ刺し
強い味付けだが、臭みがわずかに残る感じ。

ポッサムチョッパム
豚足を色々な薬味と一緒に包んで食べるのだが、これは私の大好きなメニュー。

筋レバ刺し
あえて筋の部分で食感も一緒に楽しめる。
ぷるんぷるんのレバも勿論旨いが、筋レバは一味違った旨さ。
ニンニクはかなり強いが、レバ好きにはぜひ。

サガリ筋
筋の甘みを引き出す為に、強めの火入れ。
主役はやはり筋。
その筋をサポートする赤身部分とのバランスも完璧。


シマチョウ
ブチっとした皮の食感としつこさのない脂の甘み。
ありそうでないシマチョウ。
辛さんの焼きが素材をワンランク引き上げている。

コブクロ
見たこともないような太さのコブクロ。
これは通常のコブクロではなく経産豚のコブクロらしい。
弾力と歯切れ、そしてほとばしる肉汁がすごい。
今回最も印象深い一品。

ミノ
上質のミノ特有のザクザクした食感。
やはり肉厚のミノは旨い。

ハラミ特塩
相変わらずのブロックハラミ。
こんな塊は"炭焼喰人"か"三百屋"位だろうか。
肉繊維を噛み千切ると溢れる肉汁で火傷しつつも、かぶりつくことを止められない。
ハラミの魅力に飲み込まれてしまった。


タレハラミ
天日干しのこだわりのご飯の上に、中毒性のある魔法のタレに絡めたハラミを乗せて、一気にかきこむ。
焼肉の〆に相応しい最高の一品。
全員がハラミもご飯もお代わりしてしまっていた。。。


私はそもそも「和牛健康法」を提唱しているのだが、ここ"虎の穴"ほどお肉と野菜を美味しく食べさせてくれるお店はないのではなかろうか。
野菜の写真はないので、ぜひお店に食べに行って、体験してみて欲しい。