No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2011年12月29日 ジャンボ 篠崎本店

2011年の焼き納めは29日(肉の日)に、ということで、2011年で最もお世話になった焼肉屋さんである"ジャンボ"にて開催。
安定感抜群のお任せをいつも通りお願いしたが、今回は年内最終営業日ということもあってか、カットにいつも以上の気合が感じられる(笑)
一皿目は中タン(?)、上タン、ハツ。
勝手に中タンと名付けてしまったが、タン中辺りだろうか。
焼き上がりを考慮して上タンよりもやや薄めにカットされており、ザクッとした食感を感じるギリギリの厚さ。
旨みは濃厚。

中タンで満足してしまったが、やはり上タンを食べてしまうと、上タンに気持ちを奪われてしまう。
艶やかな舌触りと、どこまでも芳醇な肉汁が最高。

ハツも定番。

今回の野原焼きは、いつも以上の素晴らしさ。
見た目も然ることながら、サシの甘みに負けない赤身のしっかりした旨みが卵をまとって、さらに昇華している。

3皿目はササミとサガリを塩ダレで。
ササミは塩ダレがちょっと強すぎる感じ。

ガリは、その塩ダレをも凌駕する肉汁の大洪水。

4皿目から、"ジャンボ"を語る上で欠かすことのできないタレに移る。
雪のような白さの肩ロースは甘みが強い。

ウワミスジもいつも以上にサシが入っている。
ウワミスジはもう少し赤身が強い方が、個人的には好みかな。

三角カルビは霜降り大目の4皿目の中でもピカイチの霜降り。
タレとの相性抜群で、ご飯片手に頬張るのが一番。

生で食べたいのを我慢したのがシンシン。
しっとりとした食感で、コクのある旨さ。

常に安心して食べられる"ジャンボ"のミスジ
これだけは他のお店では味わえないのだ。

いつものカットの3倍ほどの気合のはいったカットはザブトン。
こんな贅沢なカットは、昔の"傳々"を思い出すなぁ。
最近塩で食べる回数が増えてきたが、やはり"ジャンボ"のザブトンは"ジャンボ"のタレで食べるのが最高!
これには昇天した。

これにて2011年の焼き納め完了。
こんな素晴らしいお店には、ただただ感謝するしかない。