No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2013年2月27日 酔笑苑

実は厚木のシロコロホルモンは今回が初めて。
正肉は勿論、ホルモンも基本的には牛が好きなもので。。
早速シロコロからオーダーするが、せっかくなので塩とタレの食べ比べをしてみる。
最初はしょげていた腸がだんだんぷっくりと膨らんでくる光景は、なぜか我が子を見守る眼差しになてしまう。
皮の歯切れもまずまずで甘みもあり、全国区で有名になっていることに納得。



シロコロを焼いている合間には煮込みやがつ芯刺しで急かす胃袋をなだめる。
がつ芯刺しは鮮度がしっかりしているのを物語るようなコリコリ感。


レバはしっかり焼いてから食べるが、それでも損なわれない甘み。

一方、網レバはボソボソ感と臭みが若干感じられるのが残念。

見た目が素晴らしい上ハラミは、食べて納得のクオリティ。
繊維質を感じさせながらも、ジューシーな旨みの溢れ方に文句のつけようがない。

上ロースはモモを使っているが、値段を考えると十分すぎる。
タレとの相性が良いので、ご飯が欲しくなる。

上カルビは昔ながらもパンチのある一皿。
去勢の嫌な感じを上手に好印象に変えている技に拍手。

せっかくなので牛のホルモンも食べます。
センマイは普通に旨い。

上ミノは最高の歯切れではないが悪くはない。
うむ、十分。

意外に良かったのがみつせ鶏。
牛ほどの感動が感じにくいとはいえ、鶏も侮れない。

町に溶け込んだ昔ながらのホルモン焼き屋さん。
一人で立ち寄り、ビールを飲みながら、さっと帰っていくサラリーマンもチラホラ。
いいお店だなぁ。