No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2013年8月15日 よろにく


私が最も好きな焼肉屋さんである"よろにく"。
その魅力は出されるお肉のクオリティは勿論、それを更に押し上げているのがVANNEさんの存在と言えるだろう。
だが、そんなVANNEさんがいない日の訪問。
それをカバーしてくれたのがHAYAMIさん。
この日は強烈なHAYAMIスペシャルが爆発したのだ。
ヒレ炙り
いきなりヒレの炙りとは。
しっとりと舌に吸い付くような極上のヒレ
これほど滑らかな肉肌は他にない。
満足度 5

ハラミと夏野菜のグリル
ここが焼肉屋さんであることを忘れてしまうような料理。
このハラミの噴出すような旨みと、それを包み込んで完成させる夏野菜達。
思い出しただけで胃液が踊りだす。
満足度 5


肉味噌のスティックサラダ
贅沢にミスジとランプをふんだんに使った肉味噌でスティックサラダを食べる。
野菜って普段あまり摂取しないのだが、この肉味噌があれば毎日食べてもいいな。
満足度 4


肩三角
厚切りの肩三角を優しい火入れで仕上げる。
我ながら最高の焼き上がり。
肩三角は旨みが濃く好きな部位だが、ここまでしっかりした旨みのものにはそうそう出会えない。
相当月齢が長い雌を想像させる。
満足度 5


タン(薄切り)
普段の根元より若干中寄りだが、片面焼き特有の滑らかさは相変わらず。
更にしっかりした旨みは十分過ぎる。
満足度 4

ツチノコ
ツチノコとは"よろにく"特有の呼び名でヒレの端っこのこと。
ヒレらしい繊細な食感で、タレとの相性も抜群。
満足度 4

ハラミ
見ただけで極上物と分かるその風貌。
それを昔ながらの懐かしさを感じさせる下町風の味付けで。
これが旨くないはずがないよ。
満足度 5

タン(厚切り)
タン元は厚切り。
脂は多すぎても少なすぎてもダメ。
食感も緩すぎても締まりすぎててもダメ。
このバランスを追い求めていたのだよ。
満足度 5


ミノ
ミノの命は食感。
それを当然のことだろうと感じさせてくれる旨さ。
3枚くらいいっぺんに食べてみたい。
満足度 4

炙り握り
牛の融点はマグロより高いと言われている。
それはそうだろう。
それでもこの握りを食べたら、味ではマグロに負けてないことを分かってもらえると思うのだが。
満足度 4

シャトーブリアン
見事なまでに濃い肉色。
これを小豆色と呼ぶのだろう。
そして小豆色のお肉は期待を遥かに上回るパフォーマンスを見せてくれた。
ここまでのシャトーブリアンにはそうそう出会えない。
満足度 5+

サーロイン(薄切り)
個体の脂の質がもっとも感じられる部位がサーロインだろう。
そして甘みがありながら驚くほどあっさりとした脂なのが今回のサーロインだ。
驚くべきクオリティだ。
満足度 5

ビーフナゲット
何処かで見たことのある箱が登場。
中身は"れんらく船"を彷彿させるシャトーブリアンヒレミミのビーフナゲット。
決して奇をてらっているわけではなく、ビフカツとはまた違った良さを教えてくれる調理法だ。
満足度 5

シャトーブリアン

ヒレミミ)

シャトーブリアンの茄子味噌炒め定食
シャトーブリアンのしょうが焼き定食なるものを以前"よろにく"で食べたことがあるが、今回は茄子味噌炒め定食。
味付けが強いのだが、決してその味わいを消すことのないシャトーブリアン
思わず唸ってしまうほどのクオリティ。
満足度 5


既存の焼肉屋さんの枠を超越している焼肉屋さん。
世界に誇る黒毛和牛の更に引き上げる技術とアイデアにはリスペクトしかないなぁ。
本当に凄すぎた。