No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2013年9月9日 うしごろ

"ビーフマン"を出てすぐにタクシーに乗り込んだ。
向かうのは西麻布の"うしごろ"。
最近は支店が多くできたが、やはりせっかくなら本店で楽しみたいものだ。
極みのタンしゃぶ
"静龍苑"ゆずりの極みのタンではなく、タンしゃぶをオーダーしてみたが・・・。
極みのタンはパンチの効いたニンニクと塩の味付けで、輸入のタンの臭みをあまり感じさせずにネギの甘みが前面に出て旨いのだが、極みのタンしゃぶがニンニク・ネギ・塩といった鎧を脱ぎ捨ててしまった状態で、非常に残念な味わいになってしまっている。
軽く炙る程度を勧められるが、ここはあえてよく焼きで香ばしさをしっかりつけた方が良いとだろう。
満足度 2

シャトーブリアン
値段は安くないが、ヒレの真ん中のシャトーブリアンを贅沢に切り出してある。
ロースターの形状から厚切りのお肉を焼くのは難しいのだが、それでも肉質でこれらをカバーしてくれている。
贅沢な旨さ。
満足度 4

とも三角
脂の重さが感じられるが、カットやタレの味付けで十分満足させられる。
これも旨い。
満足度 3

単に肉質だけを見てしまえば、雌の上物を食べ慣れた人には満足仕切れない部分があるかもしれない。
だが、カットや味付けへの研究、そして見事なまでのお店の雰囲気や接客を含めれば、CPもよい素晴らしいお店だ。
こういったお店が若い焼肉ファンを増やしてくれるのだろう。