No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2008年9月28日 自宅

9月27日は恒例のMeat割引日なので、またすき焼き用のお肉を買って、翌日に味わうことに。
今回は宮城県産A5の雌と松阪牛リブロース食べ比べ。
松阪牛なので当然雌であるが肉質等級は不明。
サシは宮城県産の方がすごく、今回の松阪牛は赤身の色が濃い。
これは出荷時のビタミンの問題だろうか。
その辺はプロではないので不明であるが、私は食べて旨ければ良いのだ。
さて、肝心の味はどうだったか。
まずは宮城県産だが、見た目の美しいサシからの期待通りの旨さ。
蕩ける柔らかさは当然だが、甘みが強い。

続いて松阪牛
この松阪牛が旨いのなんの。
まず常温で脂がかなり溶け出してしまう位、脂の融点が低い。
基本的に雌牛は融点が低いものだが、隣同士で置いている宮城県産との違いは一目瞭然。
何よりお肉の旨みが非常に濃い。
サシは驚くほどではないが、この蕩け具合と旨みが素晴らしい。

松阪牛は高いだけで、なかなか上物に出会わないと思っていたが、今回は松阪牛の実力を思い知らされた感じだ。
来月の割引日は焼肉で食べ比べがしたくなってきた。