No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2009年2月1日 炭焼喰人

実は昨日お肉を一皿しか注文しないで我慢できたのには理由があった。
それはその時すでに翌日の炭焼喰人を予約していたからだ。
まず久しぶりのユッケが非常に旨い。
ぶつ切りにされたお肉の旨みが非常に強くて、甘いタレにお肉の味が負けてない。

今回残念だったのは、厚切り上タンがなかったこと。
あのタンの塊からしか味わえない歯応えとジューシーさが恋しい。
しかし、今回はお目当てのお肉があったので我慢できる。
お目当てのお肉とはシャトーブリアンである。
通常は塩や山葵で食べるのだが、今回は2皿注文して、1皿は特別に薄切りのタレでお願いした。
最初は厚切りのシャトーブリアンを塩で。
表面を焦がさないように、網の端っこで火をいれていく。
焼きあがった塊をハサミで切り分けると、中は綺麗なピンク色を残している。
厚切りとは思えない柔らかさから、このMeatの上質さが伝わってくる。
そして、赤身の味がしっかりしていて甘みがあるのだ。


厚切りの塩も間違いのない旨さなのだが、更なる幸福感を味あわせてくれたのが、薄切りのタレ。
薄切りの為、タレが焦げる前にサッと炙る程度で、表面に焼き色が軽くつける程度の焼き加減に仕上げる。
モミダレだけでツケダレを付けないで食べたのだが、これがすごい旨さ。
モミダレの味にMeatの味が全く負けてない。
口の中でほどける柔らかさは厚切りでは体験できないもの。
これなら都内の名店と張り合っても遜色ないだろう。
しかもこれが1皿2,100円(注意:普段は5,000円)というのが信じられない。


上ロースも食べたが、今回はシャトーブリアンの旨さが強すぎて・・・。

サムギョプサルは味噌とニンニクをたっぷり巻いて、さっぱりと食べれて旨かった。
いや〜今回も全て旨かったが、シャトーブリアン(特に薄切りのタレ)が旨すぎて、他の印象が薄くなってしまうほどであった。
もう1皿お代わりしておけば良かった。。。