No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2009年2月18日 ぱっぷHOUSE 山手中目黒店

最近店舗数を増やしているぱっぷHOUSEにまた新たな店舗が増えた。
山手中目黒店が開店3日間は全てのメニューの値段をお客が決められるという企画を実施していた。
本店以外はファランチャイズの新宿店で痛い目にあっているので警戒していたが、山手中目黒店は直営店ということで突撃を決心した。
しかし、恐れていた事がオーダー時に起こった。
なんと開店3日間は希少部位が一切ないのだ!
考えられない。意味が分からない。ぱっぷHOUSEって希少部位が売りなんじゃないの!?
はっきり言って希少部位がないなら来なかったろう、間違いなく。
仕方なくあるメニューの中で注文する。
ユッケはなかなか旨いが、本店で食べているものと比べると質が低い印象。
センマイ刺しはそこそこ。
タンは上や並の区分けがないので、注文時に根元付近をお願いする。
これはなかなか旨いが、気分が盛り下がっているので、普段より旨く感じないのは仕方ないだろうか。

特選上ハラミ、特選上カルビ、特選上ロースを注文したが、どれもまあまあといったところ。
強いて言えば、三角バラを使用した特選上カルビが一番だろう。
それでも気分が晴れることはなかったが。




ちなみに上ミノなどのホルモン系は鮮度のあまり良くなく、残念なものであった。
焼肉屋さんでは初めての経験だが、お肉を頼みたいという気分が冷めたので、後半はサイドメニューを中心に注文となってしまった。
全て食べ終えて、正規の料金を聞くと、一人あたり約13,000円。
我々は一人づつ自分感じた評価値段を支払った。
ちなみに私は3,000円。
はっきり言って、1円という評価をする人も十分いるだろう。
お店のことを真面目に考えた結果の値段だ。
お店の今後を思って、気になった点を挙げておく。
 ・ぱっぷHOUSEの名前ですごい企画を宣伝しておきながら希少部位を用意しない姿勢には正直頭にくる
 ・注文ミスが多すぎる
 ・お客の足を誤って何度か踏みつける
 ・ビールのコップに麦茶を注ぐ
 ・お客に値段を決めてもらっているのに、お店の悪い点など何も聞こうとしない
結局一番気分が悪かったのは最後の箇所だろう。
店員さんのやる気のなさを感じて、非常に後味の悪いものとなった。
そういえば、1月に本店でやっていた希少部位食べ放題が2月末まで延長されている。
しかし、1月は希少部位を制覇してくれ、といった内容がHPに載っていたのに、今回はカルビにロース・・・といった具合に書きぶりが随分と変わっている。
もしかするとルールが変わったのだろうか!?