No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2009年3月15日 うかい亭 横浜

毎年結婚記念日のお祝いはうかい亭と決めている。
今年も例年通りうかい亭を満喫するために、うかい亭の焼き手でNo.1の統括総料理長にお願いした。
ちなみに統括総料理長は、各店舗の料理長のトップの存在なので、指導の為に色々な店舗を回っており、最近は横浜店にいるのだ。
いつも通り通常のコースではなく、統括料理長のお任せでお願いする。
オードブルからスープ、魚介類のメインまで相変わらずの旨さを堪能したが、私の本当の楽しみはここからである。
メインは魚介類以外に当然お肉もあるのだ。
しかも今日はサーロインがかなり良いらしい。
お肉好きの私のために統括料理長がキープしておいてくれたお肉があるとのこと。
まずは、そのサーロインを牛刺しでいただく。
・・・、言葉を失う旨さかも。
今まで何度となく牛刺しを食べてきたつもりだが、この甘さ、この蕩け具合は生まれて初めてだ。
脂の融点が低さも素晴らしいが、甘みのある脂はまったくしつこくない。
これを網でサッと炙ったら、いったいどんな味わいなんだろうか。
一枚持って帰りたい。。。


感動的な牛刺しの後は、シャトーブリアンと牛刺しと同じサーロイン。
シャトーブリアンもサーロインも見るからに旨そうだ。

先に食べるのは勿論シャトーブリアンだが、柔らかな肉繊維が歯にあたると裂けていってしまう。
しかも赤身の甘みも素晴らしい。

牛刺しであれほど蕩けるサーロインを焼くとどうなるのか非常に楽しみであるが、それは想像以上の衝撃であった。
厚切りでこれほど蕩けるとは思わなかった。
これが山葵で食べると堪らないのだ。
これほどサシが入っているなら、鉄板ではなく炭火で脂を落としながら焼いて、おろしポン酢でも食べてみたい。

今回はシャトーブリアン、サーロイン共に肉質の高さに驚いてしまった。
これらのお肉を準備してくれた統括料理長には感謝せずにはいられない。
これからは極上Meatが入る度に連絡をもらうことにしよう。