No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2009年7月25日 よろにく

突然思い立って、開店3時間前にお店へ電話。
色々と調整してもらって、やっと席を確保できた。
ありがとうございます。
刺身系は、イチボの手毬寿司、センマイ刺し、ユッケ、牛刺し。
不本意ながら部位を失念してしまった牛刺し。
覚えているのは、この牛刺しの甘み。
旨かったなぁ。

塩系の盛合わせは、サクサクとした食感が心地よいハツ、噛めば噛むほど肉汁が溢れる中落ち、ジューシーな旨みが塩ダレにぴったりのハラミ、柔らかでお肉の旨みが素晴らしいヒレ、そして何と言っても最高の旨みを味あわせてくれたのはタン元。



タレ系の盛合わせは、甘みの旨みの濃いシンシン、極上の赤身の柔らかさを堪能するヒレ、香りと甘みが口いっぱいに広がるミスジ、そして問答無用の旨さの薄切りサーロイン。
相変わらずのミスジの旨さと薄切りのサーロインは、今回は特に印象的だ。


最後は厚切りのサーロインを塩とタレで。
薄切りの蕩けるサーロインと違い、表面を香ばしく焼き、表面と中の食感を楽しめ、溢れる肉汁の甘みも堪能できる。
このサーロインならいくらでも食べれてしまいそうで恐ろしい。

堪能した。
満足した。
もはや"よろにく"と張り合う存在が思いつかない。