No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2009年8月2日 ジャンボ 篠崎本店

実は6月29日(肉の日)に引越しをした。
会社から遠くなった。
駅からも遠くなった。
コンビニも遠くなった。
しかし、そんな事など全く気にならないほど環境の良さ。
うむ、素晴らしい。
そして、私の焼肉生活においても朗報があった。
ジャンボ篠崎本店が30分圏内に。
うむ、最高に素晴らしい。
引越し後、初ジャンボへいざ!
まずユッケ。
タレが旨さがあるが、肉自体の旨さはそれほどでも・・・。
まぁジャンボの良さはユッケじゃないので気にしない!

まかないのタンの赤ワイン煮はかなりの旨さ。
個人的には大好きな一品。

上タン塩はちょっと塩味が強すぎる気がするが、ジューシーな肉汁が塩気をなんとか抑えてくれる。
せっかく旨いタン元なので、もう少し塩味を抑えてもらえれば、もっと官能的な旨さを味わえそうだが。

並のロースは値段と比較するとかなりのCP。
ただ所詮は並肉。(すみません。。)

上カルビはサシが綺麗な三角バラ。
火の真上の強火でサッと炙る。
これが最高に旨いのだ。
ジャンボというとロース系が注目されがちだが、この三角バラは忘れてはいけない存在だ。

この日特にすごかったのが、イチボとトモサンカク。
ジャンボほどイチボを薄切りで出すお店は少ないと思うが、この薄切りがこのイチボにぴったりなのだ。
食べる前は、もう少し厚切りで甘みのある肉汁を楽しみたいと思っていたが、ご飯を巻いて食べて、この薄さに納得。
これは本当に旨い。
薄切りでもイチボ特有の甘みは健在で、蕩け具合は最高潮に仕上がっている。

ここ数回ジャンボでは当たりのトモサンカクに出会っていなかったが、遂に今回会心のトモサンカクが登場した。
しっかりした赤身の旨みと甘い脂のバランスが良いトモサンカクは私の大好きな部位なのだ。
今回は正直サシが強すぎと言われるかもしれないが、そんなトモサンカクが私は好きなのだ。。
1切れ目はそのままパクリ。
2切れ目はご飯を巻いてパクリ。
旨すぎて、言葉が出ない。

ランプロースは、赤身の味わいも感じるが、もう少し熟成させてから食べてみたいかも。

もはや定番、ジャンボで必ず食べるミスジとザブトン。
いまさら何も言うことはないが、どちらも文句のつけようがないほど旨い。
特にザブトンは、他のお店のような筋っぽさなど微塵も感じさせずに、じんわりと口に広がる甘みに脱帽。


久しぶりに食べたのは野原焼き。
すき焼きみたいなものだ。
運ばれてきた超薄切りのリブロースは見るからに旨そうだ。
焼き上がったリブロースは卵をたっぷりからませて食べる。
すき焼きの割り下風のモミダレの濃い味わいを卵が見事に柔らかに仕上げてくれる。
ご飯と一緒にかきこんだ時、誰でも幸せな気分になるに違いない。
はぁ〜旨かった。

それにしてもジャンボで最後に驚かされるのが、その値段。
こんなに安くていいのか!?
月一の恒例になるのは間違いないだろう。