No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2010年5月26日 ジャンボ 篠崎本店

本郷店がオープンしたばかりのジャンボであるが、自宅からの行き易さで言えばやはり篠崎本店だろう。
久しぶりに有休を取得したこの日、休み最後のイベントはやはり焼肉しかないでしょう!
上タン
いつもは強すぎる塩ダレが、今回は若干和らいだ印象。
タン中辺りの部位だと思われるが、旨みがしっかりしている。
必食度:3

野原焼き
薄切りのサーロインをすき焼きと同じように割下と卵で食べるのだが、焼くのは勿論焼肉の網。
レア焼きではなく、しっかり目に焼いて食べるが、香ばしさ、歯ざわり、そして割下の甘みとお肉自体の旨みが絶妙。
必食度:5

シンシン
味が非常に濃くて旨い。
レア焼きが旨いが、生でユッケ代わりに食べても最高。
必食度:5

肩ロース
端っこの部分で、味はあるが若干筋が口に残る。
必食度:3

ササミ
バラはロースに比べて強火で香ばしさを出しながら焼いているが、絶妙に焼きあがったササミは香ばしさと脂の甘みのマッチングが素晴らしい。
必食度:4

肩カルビ
脂の部分が多く口に残る。
必食度:2

三角バラ
蕩ける脂の甘みは全部位の中でNo1ではないだろうか。
キング・オブ・カルビと呼ぶに相応しい。
必食度:4

トモサンカク
これほど蕩けるトモサンカクは”ジャンボ”か”よろにく”でしか食べた事がないかも。
甘みが強いのに、しつこさがない。
今回は特に状態が素晴らしい。
必食度:5

ミスジ
“ジャンボ”の定番。
これを食べずして”ジャンボ”を語ることはできない。
ミスジ特有の香りと食感は言うことなし。
必食度:4

ザブトン
ミスジと並ぶ”ジャンボ”の名物。
何故ここまで他のお店と違うのか!?
本当に旨い。
必食度:4


シャトーブリアン
〆の一品として選んだのはシャトーブリアン
厚みがあるMeatは角型ガスロースターで焼くには適さない、とず〜と思っている。
しかし、シャトーブリアンがあると聞いては頼まないわけにはいかないじゃないか。
全神経をトングに集中させて焼き上げたシャトーブリアンは、神懸り的な焼き加減(笑)
唇で千切れてしまうほど柔らかな肉繊維、しっかりと味のある肉質、中毒になるほど旨いタレの3つが見事に調和した。
やはり頼んで良かった。
文句のつけようがない旨さである。
必食度:4(ジャンボにしては高額なので、値段を気にしない方には5)


お肉の旨さは勿論であるが、今回はもう1つ嬉しい出来事があった。
それは5歳の息子の成長。
生まれて初めてトングを持たせてミスジを焼かせたのだが、そのあまりに見事なトング捌きに目を奪われた。
今まで数え切れないほど私のトング捌きを目にしてきて、それがすでに身に付いているのだ。
子供の才能とは実に恐ろしい。
この場面に関しては、携帯の動画で撮影してあるので公開したいところであるが、画質が悪いので私の通勤時の楽しみだけにしておきたいと思う。