2010年5月24日 よろにく
先週に引き続き焼肉勉強会。
今回は都内の某有名焼肉屋の店長さんと”よろにく”へ。
勿論今回もお任せでお願いしたが、その中のお肉料理はこんな感じ。
センマイ刺し
通常のコースで出されるセンマイ刺しと違って、ポン酢で食べるセンマイ刺し。
ネギやミョウガといった薬味、そしてほのかに甘みを感じるポン酢で食べると、最高の食感と旨さが待っている。
中毒度:5
ハツ刺し
いつものような鮮度が感じられずにちょっと残念。
中毒度:2
タンユッケ
ちょっとダレた感じのタン。
普段のような適度な歯応えと旨みが弱い。
中毒度:2
ランプの平ユッケ
これは旨い!
甘めのタレとランプ特有の旨みがベストマッチ。
中毒度:4
ヒレ
いつもより判は小さめだが、若干厚切り。
弱火でじっくりと温めるように焼くと、ヒレ特有の肉繊維の柔らかさを舌全体で感じ取る事ができる。
塩によって更に引き出される旨みも最高。
中毒度:5+
タン元
見た目を裏切らない比類なき旨さ。
タン好きには一度は食べてみて欲しい最高の食感と旨み。
何度食べてウットリしてしまうほどの旨さだ。
中毒度:5+
タン筋
ネギ塩の味付けが素晴らしいのだが、タン筋自体の臭みがちょっと気になる。
中毒度:1
トウガラシ
腕の一部であるトウガラシを食べるのは久しぶり。
赤身らしいしっかりとした旨みが舌に伝わる。
中毒度:3
ツチノコ
ツチノコとは”よろにく”独特の呼び名で、薄切りタレで食べるヒレのこと。
丸めて空気を含ませて食べると、甘めのタレに負けない旨みと芳醇な香りが鼻腔をくすぐる。
中毒度:5
シンシン
シンシンでは初めて食べるカット。
通常は若干硬めの肉質のシンシンだが、『さすがは5番の雌』と唸る旨さ。
シンシンの旨みの濃さを再認識させられた。
中毒度:4
ハラミ
サシがびっしりと入ったすごいハラミ。
肉繊維がほぐれる感じで、肉汁もたっぷり。
中毒度:3
トモサンカクの握り
口直しが握り(笑)
ご飯の上に肉をただ乗せているだけのお店がほとんどだが、”よろにく”の握りはバランスが良くて本当に完成度が高い。
全ての焼肉屋さんに見習って欲しい旨さ。
中毒度:4
ミスジ
いつ食べても、何回食べても最高な物は最高であることを教えてくれる。
そんなミスジがここにはある。
中毒度:5
シルクロース
シルクロースとはツチノコ同様に”よろにく”独特の呼び名で、薄切りタレのサーロインのことである。
普段より若干サシが強めで、蕩け具合はすごいが、赤身の旨みは弱い。
トロトロに蕩けるサシ好きには堪らないだろう。
当然私も大好きだ。
中毒度:4
肩芯
肩ロース盛り合わせの先頭バッター。
ギュッと詰まった旨みが口の中でいっせいに広がる。
サクッとした表面の食感と、とろりとした中のコンストラストが素晴らしい。
最高の贅沢を感じさせてくれる旨さ。
中毒度:5
巻き
先程の肩芯をぐるりと巻いているのが巻き。
肩芯の隣の部位とは思えないほど濃厚な甘み。
“ぱっぷHOUSE”や”傳々”と並ぶ都内最高の巻きだと思われる。
中毒度:5
エンピツ
肩芯の隣にひっそりとくっついているのがエンピツ。
この部位を綺麗にカットして出しているお店はほとんどないだろう。
肩芯よりも巻きに近いジューシーさがあり、肉繊維の食感も感じられる。
中毒度:4
これだけの量をぺろりと食べれてしまうのも、”よろにく”のすごさだろう。
とにかく旨いのだ。
一緒に行った焼肉屋の店長さんも、終始感心していた。
食べ手の私としては、焼肉屋さんの更なる進化は嬉しい限りである。