No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2010年8月24日 しょうろ苑

日々欠かすことのない情報収集。
そんな私の情報網にひっかかったのが、"しょうろ苑"の黒毛和牛得盛半額。
仕事の忙しさは相変わらずなので、会社の先輩とサクッと晩御飯を食べに行ってみた。
今回の黒毛和牛得盛は、塩が牛タン、シンタマ、リブ巻き、タレがランプ、リブゲタ、サーロインの6種類。
牛タンは旨みは弱いが、一般的には十分満足のいくレベルなのかもしれない。

旨みが強烈というわけではないが、ちゃんと赤身の味がするシンタマ。
こういった赤身が食べれると安心する。

リブ巻きは"よろにく"や"傳々"のリブ巻きと比べてしまうと2ランクほど落ちてしまう。
ただ値段を考えると上出来。


ランプもシンタマ同様赤身の味わいがしっかりしている。
タレとの相性が抜群で、シンタマ以上の高揚感がある。
普段あまり食べないリブゲタだが、予想以上に食感が良く、筋っぽさを感じさせない。
若干しつこさを感じるが、量が多いわけではないので、全体の組み立てから考えると丁度良いのかも。
サーロインは蕩ける食感とタレの相性が良く、一口目はかなり興奮したが、二口目からちょっとしつこさを感じる。
もう少し強めに火を通して香ばしさも楽しむ方が良さそうだ。

最近は以前の霜降り人気のリバウンドのように赤身をウリにしているお店が増えたが、赤身っていったい何を指しているのだろうか!?
バラ以外のことだろうか!?
この"しょうろ苑"も十分満足のいく旨さを味わえるが、赤身を前面に出している以上、モモや腕・肩といった赤身らしい赤身に力が入ると更にワンランク上がる気がする。
"くにもと"を抜く気で頑張って欲しいのだが。