No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2011年1月27日 よろにく

私は牛が好きだ。
特に黒毛和牛が。
あまりに好き過ぎて考えてしまう事がある。
もし自分が黒毛和牛(但馬血統っだったら嬉しいなぁ)だったら、このお店に仕入れてもらいたい。
と、考えるのは行き過ぎかもしれないが、"よろにく"で仕入れられた選び抜かれた枝肉達はきっと幸せだろう。
勿論、私は幸せの御裾分けに預かるのだが。
とうがらし(牛刺し)
赤身のコクがはっきり感じられ、食感もほど良い。
肉の味が濃いっていうのは、まさにこれ。
中毒度 4

三角バラ(牛刺し)
綺麗なサシで超薄切り。
見た目どおり一瞬で蕩けてしまうが、逆に薄すぎて物足りない。
もう少し大判であれば、食感がまた違うであろう。
中毒度 3

肩三角(生春巻)
焼肉屋さんで生春巻!?
生の肩三角と生春巻のバランスが非常に良い。
これは抜群に旨い。
中毒度 4

ミスジ(生春巻)
ミスジは軽く炙ってある。
同席者は肩三角よりミスジが気に入ったようだが、私は肩三角の方が好きかな。
炙ったミスジは、ちょっと肉の風味が強すぎて、バランスがあまり良くない感じがする。
中毒度 3

センマイ刺し
センマイと野菜の食感の組み合わせは芸術的。
味付けもかなり好み。
中毒度 4

ぶつ切りユッケ
その名の通りぶつ切りなのだが、このぶつ切りの食感が良い。
お肉自体の旨みの濃さも素晴らしい。
中毒度 4

ハツ
サクサクとした食感が相変わらずの旨さ。
"よろにく"のハツは、焼き過ぎないのがオススメ。
中毒度 3

タン元
薄切りと厚切りの2種類。
薄切りは、片面焼きで、生の面を外巻きにして、ツルリとした食感を楽しむ。
厚切りは、サクサクとした食感とパンパンに詰まっている肉汁を楽しむ。
どちらも最高。
中毒度 5


シャトーブリアン+
薄切りのシャトーブリアンは、贅沢だが、丸めて一口で頬張るのが正解。
シャトーブリアンらしい肉繊維の解ける食感と、じわりと伝わってくる旨みに悩殺される。
中毒度 5

ハラミ(下町風)
スタミナ苑風にカットされたハラミに味噌風味のタレで揉んである。
ちょっと甘すぎる感じがあるが、肉汁の流出量は半端なし。
中毒度 4

ミノ
厚切りのミノは、ちょっと辛めの味付け。
ピリピリのアクセントも新鮮な印象。
厚切りだからこそ感じられる食感が独特。
中毒度 3

タンユッケ
甘めのユッケダレで揉んであるのが好きだが、プレーンを醤油というのも旨い。
滑らかな食感で、甘みがある。
中毒度 4

タテバラ握り
タテバラがとにかく甘い。
ただ、シャリが硬すぎてバランス悪し。
中毒度 2

ミノ
今度は薄切りでミノが登場。
ザクザク感がすごい。
中毒度 4

肩三角
驚くほど肉の味が力強い。
しかも噛み応えが理想的。
こんな肩三角なら毎日食べたい。
中毒度 5+

ミスジ
ミスジの良さを前面に押し出すカットと味付け。
何度食べてもため息が漏れるほどの旨さ。
中毒度 4

シルクロース
薄切りのサーロインである。
一口ご飯と合体して、さらに良くなる。
"サー"の称号に恥じない旨さ。
中毒度 5

サーロイン
今度は厚切りで。
薄切りとは全く違う食感で、ジュワーと溢れる肉汁は旨みに富んでいる。
中毒度 4

ハツカツ
今回の揚げ物シリーズはハツ。
食感は面白いが、ハツの臭みがちょっと出てくる印象。
中毒度 2

ガパオ
初めて食べる料理。
比較対象がないのが残念だが、肉が旨い。
中毒度 3

こんなに旨くなるのなら、やはり"よろにく"に仕入れられた枝肉は幸せだろう。
でも、私はやっぱり牛になりたくない。
この素晴らしいお店に通い続ける方がいい。