No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2011年7月4日 和牛焼肉 KIM


"よろにく"、"傳々"と共に都内最高峰の一角の"KIM"。
毎回のことだが、今回もお任せでオーダー。
自分の好みを分かっててくれるお店のお任せほど素晴らしいものはないような気がする。
トモサンカク握り
シャリに工夫ありで、よりさっぱりと食べられる。
それにしても、トモサンカクがすこぶる旨い。
満足度 5

カメノコのタタキ
モモ系らしい味の濃さで、表面の香ばしさも印象的。
満足度 4

トモサンカクの平ユッケ
握りで旨かったトモサンカクを平ユッケで。
これが旨くないなずがないのだが、本当に旨い。
見た目とは違ったすっきりした甘みで、争うように食べてしまう。
満足度 5

タンのカルパッチョ
食べるまでイメージが湧かなかった一品。
だがこれが旨かったのだ。
軽く火が入っているようで、タンの旨みがしっかりと感じられる。
満足度 4

ここから焼きスタート。
特選タン
かつてない大判のダイナミックなカット。
ぷるぷるジューシーな食感で、旨みも抜群。
満足度 4



ザブトン
ザブトンは塩ダレよりもタレが好きだが、この塩ダレはバランスが良い。
ザブトンの甘みが活きている。
満足度 4

タン切り落とし
香ばしく焼き上げ、定番のトロロご飯と一緒に食べると昇天。
満足度 4

中落ちカルビ
こちらもトロロご飯と。
満足度 3


上ミノのエスカベッシュ
ミノの食感が悪くて、以前食べた時のような旨さは感じなかった。
満足度 1

ヒレ
細やかな繊維質だが、旨みが少し飛んでいる感じ。
熟成の問題だろうか!?
満足度 4

肩芯
筋が口の中に残り、厚切りロース系最強の"KIM"らしさは感じられない。
満足度 3

ヒレ
薄切りのタレで。
ふんわりとしているが、やはり旨みがいつもより弱く感じる。
満足度 3

肩芯
こちらも薄切りのタレで。
ジューシーでサシの甘みが口の中に広がる。
満足度 4

内モモ
食感があまり良くないが、赤身のコクがしっかり感じられる。
満足度 3

カイノミ
背に質でジューシーで食感に、しっかりした旨みが乗っている。
タレとの相性も素晴らしい。
満足度 4

喉の煮込み
じっくりと煮込まれた喉はホロホロ。
香辛料が効いた味付けも非常に好み。
満足度 4

肩ロース
旨いことは旨いのだが、爆発力に欠ける。
満足度 3

ガリ
こちらもインパクトが弱い。
満足度 3

トモサンカク
平ユッケで食べた時のような食感は感じられず。
ただ旨みがしっかりしてて旨い。
満足度 3

ミスジ
ジュワッとした食感のミスジ
甘みが強く印象深い。
満足度 4

包子
正式名称(?)を失念してしまったが、肩三角と巻きを包んで食べる。
最後の最後でボリューム満点だが、問題なくペロリ。
満足度 3



今回もやはり旨かった。
旨かったのだが、爆発的な物がなく、なんとなく全体的に肉質が普段のレベルに達してないような気が・・・。
マイナスな書き方をしてしまったが、当然のことながら、普通に考えれば十分すぎるほど旨かった。
だが、今回に限っては"よろにく"や"傳々"と並ぶ都内最高峰のレベルではなかったのだ。
勿論、こういったブレがあるのは当然だというのは十二分に承知しているのだが、"KIM"ほどのお店でもこういったことがあるのだなぁ。
とはいえ、その実力は本物なので、すでに次回の予約も入れているのだが。