No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2011年7月27日 炭焼喰人


子供も夏休みなので、横浜の実家に連れて行ったのだが、肝心の私はまだ夏休み前。
ちょっと面倒だが、横浜の実家から会社に通っていたのだが、この暑さとこのお店との距離から、行かざるを得ないのだな。
ということで、実家の両親達と一緒に"炭焼喰人"へ。
厚切り上タン
他に類を見ない厚さの厚切り上タンだが、今回は半分の厚さでカットしてもらう。
これでも他店の厚切りより厚いのだが・・・。
生の黒タン特有の旨みがジュワーと広がって、思わず目をつむってしまう(笑)
満足度 5

サムギョプサル
2つのロースターを駆使し、弱火のロースターで塊肉を焼いている間に、もう1つのロースターでサムギョプサルを食べる。
豚肉もやっぱり旨いんだよなぁ。
満足度 3

イチボ
何グラムあるんだろうか!?
弱火でじっくり火を入れた後に、強火のロースターに移して表面に強い香ばしさを加える。
タタキ風に仕上がったイチボは、赤身から溢れる濃厚な旨みと、表面の香ばしさも最高のマッチング。
"格之進"でも感じたが、上質であればあるほど、特にイチボは塊が旨いな。
満足度 5



友三角
友三角のこんな塊は初体験かも!?
最後まで弱火でじっくりと熱を浸透させた塊肉は、黒毛和牛らしいサシの甘さと赤身のコクが相まって、口の中で洪水を起こしているよう。
満足度 5



シャトーブリアン
まず反省したい。
最初の反省は、子供を含めた家族の訪問で、ここまで塊肉を揃えたこと。
肉が焼けるを見てるだけで何時間でも過ごせる人間はそうそういないようだ。
2つ目の反省は、家族の中で四面楚歌に陥った中で、家族からの要求に負けて、早めに火入れを止めてしまったこと。
40分近く火を入れたが、外から見た状態及びお肉の弾力をから推測すると、あと10分程度は火を入れたかった。
焼き上がりはレアながらも、中まで火が入っていて、肉々しさも感じられ、非常に旨かった。
だが、あと10分火を入れたなら、湧き上がってくる肉汁もこんなものではなかったであろう。
お肉のポテンシャルを100%出し切って上げられなかったことに反省。
満足度 4


上ロース
子供のためにオーダーした上ロースを味見させてもらったが、じっくり熟成された風味があり、味が深い。
満足度 4

やはり炭火でじっくりと焼き上げる塊肉はすごい。
それに加えて、しっかりと熟成させたお肉の風味と、深い味わいは黒毛和牛の本来のすごさを感じさせてくれる。
近々6人以上で塊肉祭りを執り行うしかない。
我こそ塊肉好きという方、参加者募集中です!