No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2011年8月3日 焼肉酒家 傳々

はしご焼きを前提に焼くのはあまり好みではないのだが、今回のような欲求不満の場合は仕方ないだろう。
"天壇"を出た目の前でタクシーを拾って、絶対的な信頼を置くお店へ直行した。
タン元
タン元は厚切りが一番だと思っているが、この薄切りを食べてしまうと、薄切りの良さに感心せざるを得ない。
ニュルッとした食感、サクッとした噛み応え、そして、しっかりした下味のバランスに何枚でも食べれる錯覚に陥る。
満足度 5

塩ホルモン
ボリュームがありながら、つるりと喉を滑り落ちる食感。
ガスでは再現できない究極のシマチョウ。
満足度 4

ハラミの塊焼き
厚みのある部分を塊で焼き上げる。
ダイナミックな焼きに心躍るが、食感はイマイチ。
ジャガードを使いすぎていて、肉繊維を噛み切る感覚が全くない。
甘みのあるタレと肉汁の相性が良いだけに残念。
満足度 3

タレホルモン
先程食べたシマチョウを今度はタレで。
タレはジャンクっぽさがありつつも、ふんわりした脂の甘みが強烈にマッチしている。
満足度 3

リブ芯
粗ザシに見えたが、食感はさすが。
旨みも抜群。
満足度 4

リブ巻き
ロースの一部とは思えないほどのジューシーさ。
贅沢な1本カットに酔いしれる。
満足度 4

シャトーブリアン
常温でとろとろになっている感じにそそられる。
旨みはあるが、過去に同じ場所で出会った極上品には一歩及ばないか。
満足度 4

タテバラ丼
〆の一品は最近お気に入りの生肉丼。
タテバラがたっぷり入って、食欲をおそそるモミダレも旨し。
満足度 5

うむむ、こういったお肉を食べれれば、気持ちよく帰りの電車に乗り込めるのだ。
次回予約を忘れてしまったので、早めに予約しなくては・・・。