No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2011年8月8日 赤坂 みすじ

焼肉を食べ終わった後の満足度を考える上で、一般的にCPは重要な要素だろう。
当然、私もそうなのだが、CPが良くても、旨さが一定水準以上でなければ、いくら安くても満足できない。
旨くもない焼肉には、1,000円払うのだっておしいと思う。
一定水準以上どころか、間違いのないレベルでありながらも、会計時には顔がほころんでしまうCPを実現しているのが"みすじ"。
久しぶりの"みすじ"、半田さんのセレクトに心が躍る。
握り
いきなりやられた。
舌の上でシャリと一体化するかのような舌触り。
シャリが肉を活かしている。
満足度 4

肩三角刺し
じんわりと広がる甘み。
満足度 4

ユッケ
甘みが強くて好みなのだが、お肉の味がちょっと弱く感じる。
満足度 3

ヒレ
中心より端にずれた小振りのヒレ
適度な弾力があり、赤身の旨みが強い。
満足度 4


タン元
運ばれてくるタン元のデロリとした姿を見ると、ついつい笑顔になってしまう。
やはりタンは生でなくてはならない。
食感が最高。
満足度 4

ハラミ
薄切りだが、肉繊維に溜め込まれた肉汁の量は相当なもの。
ハラミ好きは必食。
満足度 4

ミスジ(塩)
コクがあって旨いミスジだが、塩で食べるならもう少しだけ厚みがあった方が好みかな。
満足度 3

ロース
肩ロースの一部。
肉質を考えた薄切りカットで、タレとの相性も抜群。
満足度 3

赤身
これもヒレ
薄切りタレが肉質にピッタリ。
満足度 4

ミスジ(タレ)
肉質、カットそして味付けが考えつくされたバランス。
ミスジの最高の食べ方。
満足度 4

ミノ
綺麗なカットから職人さんの腕の良さが伝わってくる。
程よい塩加減と絶妙な噛み応えがミノ好きを虜にする。
満足度 4

シビレ
月曜日なのに何故か旨いシビレ。
臭みもないし、食感もすごい。
金曜と蓄とは思えない。
満足度 5

ツチノコ
またまたヒレ
先程の赤身とは場所が違うのだが、食感も微妙に違うのが面白い。
満足度 4

シルクロース
食感は素晴らしいが、甘みもすごい。
ただ、ちょっと脂がきつく感じるかな。
満足度 3

巻き
超薄切りカット。
カキ氷のように、舌の上に乗せると、あっという間に消失してしまう。
こんな薄い巻きは初めてだが、面白い食感だ。
満足度 3

肩芯
びっしりとサシが入っているが、しつこさはなく、旨みを堪能。
満足度 4

食事中の満足度は勿論、これだけのレベルの焼肉が驚くほどリーズナブルに食べられるとは。
入れ替わりの激しい赤坂見附の飲食店だが、中には本物のお店があるのだ。
"しょうろ苑"と共に、赤坂見附の焼肉界をさらに盛り上げて欲しい。