No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2012年1月13日 SATOブリアン


最近極上のタンとの遭遇率が目に見えて落ちてきているように感じるが、その流れに逆行して、ぐんぐんタンの質を上げてきているお店が"サトーブリアン"。
そんな"サトーブリアン"だが、今回5本の黒タンを仕入れたらしい。
しかも30本の中から厳選して。
そうと聞いては、居ても立ってもいられない。
所用があるため時間はなかったが、なんとしてもそのタンを食べる為に阿佐ヶ谷に向かった。
イチボ
「お通しです。」と言われて出されたのがイチボ(笑)
かなり大味だが、肉汁がジュワーと溢れるのがいいね。
満足度 3

タン
30本の中から選らばれた5本、さらに5本から選ばれた1本。
この30分の1の生の黒タンの根本を1切れ70g超のカットでいだだく。
一噛みして驚くのが、その脂による食感。
他店でトロタンと呼ばれるタンを何度も食べた事があるが、本当にトロタンと思えるタン元は初めて。
意識が遠のく旨さを体験した。
タン筋もなかなか。
満足度 5



ハラミ
コブの部分を塊で。
なんと言っても、ハラミはここが旨いんだよなぁ〜。
一昔前の日本男児のような(?)荒々しさすら感じさせる肉繊維で、肉好きを虜にするエキスをたっぷりと放出してくれる。
満足度 4


タンもハラミもすごいな。
しかし、このタンは定期的に仕入れができるらしい。
マジですか!?
"サトーブリアン"の進化が止まらない予感。