No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2012年3月14日 ゆうじ 

はまってしまっている。
元々すごいお店なのは分かっていたが、知れば知るほど、更にその魅力に魅せられてしまう。
今回もゆうじさんのお任せだが、1週間前と全然違った姿を見せてくれた。
モツ煮
まずはいつものモツ煮で胃袋を温める。
染みる旨さ。
満足度 3

レバ刺し
ニンニクでしっかり揉みこまれているが、甘みはしっかり。
ぷるんっとした官能的な食感。
満足度 4

センマイ刺し
シャキシャキで後引く旨さ。
一口で食べ終わってしまうのがおしい。
満足度 4

ハツ刺し
いつものタレではなく、トロロが乗っているのだが、ハツの食感を活かしつつ甘みを加えてくれ、これが実に合っている。
満足度 4

ウチヒラ
小鉢4皿目は塩昆布がアクセントになっているウチヒラ。
塩昆布の塩気がお肉の甘さを引き立てていながら、お肉の味を邪魔しない絶妙さ。
満足度 4
トモサンカクのステーキ
塊のまま焼き上げられたトモサンカクだが、柔らかな火入れが想像できる焼き上がり。
湧き出るような肉汁のジューシーさに驚かされるが、お肉の繊細な味わいもすごい。
満足度 5


ハラミ筋おでん
お土産にして持って帰りたいNo.1。
トロトロでしっかりと味が染みた一品。
満足度 4

ホルモン(塩)
タン、スイゾウ、食道、上ミノの盛り合わせ。
丁寧な味付けで、素材自体の良さを全て出し尽くされた感じ。
特にタンの風味の強さやスイゾウのぷるぷるの食感は印象深い。
満足度 4

ホルモン(タレ)
炭火で焼き上げられることによって、香ばしさと深みを引き出す極上のタレに鮮度抜群のホルモン達が浸かっている。
コリコリ、ガツシン、シマチョウ、ヤン等々の多彩な部位の中から、狙った獲物を瞬時に捕獲する技術が重要と言える。
ちなみにどれも捨てがたいが、私はガツシンとヤンには目がない。
ここまでタレが旨いのは、焼肉屋さんの鑑と言える。
満足度 5

ハバキ
あえて繊維を残すカットにしてあるのだが、それでも噛み切れない嫌な硬さはなく、むしろ心地良い。
ハバキ特有の滲み出すような旨みを、醤油ベースの味付けが引き立てる。
満足度 4

テール
相変わらずプリプリの食感が活きている。
満足度 4

リブロースとモモのすき焼き
割下の濃さを卵と一緒に食べる大根おろしがマイルドに仕上げてくれる。
リブロースも旨いが、さっぱりとしたモモの旨さが際立つ。
満足度 4



ホルモン塩焼きそば
ホルモンが入った焼きそばなのだが、麺がしっかりと焼かれていて、これが旨い。
ホルモンの食感がアクセントにもなっている。
満足度 3

素晴らしい世界を体験した後は、その証拠として十分な匂いをまとって帰ることになる。
ただ、こんなホルモンが食べれるなら、匂いなど気になるはずもない。