No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2012年3月15日 勘乃丞


初めての"勘乃丞"は、ちょっと変則的で形での訪問。
"勘乃丞"で使用している牛肉は門崎丑なのだが、その門崎丑を生産している"格之進"の千葉さんと一緒に訪問したのだ。
しかも、焼いてもらうお肉は千葉さんが持参した門崎丑のタテバラの塊。
普段使っている部位ではないので、"勘乃丞"について云々言えないが、焼き上がりは、表面がパリッとしていて、そして中までしっかり熱が入っている。
お肉のポテンシャルを十分に引き出している焼きだろう。
肝心のお肉は、熟成によって黒毛和牛らしい香りがより一層強く感じる。
脂の甘みは強く、口溶けがいいが、何切れも食べるにはちょっと脂が重いかな。

今回はタテバラ以外に、通常のパスタのランチも食べたが、こちらも満足できる旨さ。
今度は夜に来て、たらふく食べてみたい。